(2019年作成の記事です)

こんにちは! わさびなです。

今シーズンは気温低下が遅かったため、
ハクサイも結構虫にやられました。

一番虫害がひどかったものを少し前に収穫してきました。
他の虫害にあったハクサイの様子も合わせて写真をとったので、
以下載せたいと思います。

 

虫にやられた場合、
きれいにして何か別のものを植えるのか、
それともそのままにしておいて収穫を待つか等、
判断の参考になればうれしいです。

 

  1. 畑での観察・収穫してみた印象
  2. ハクサイの様子
    1. ハクサイA
    2. ハクサイB
  3. 栽培状況
  4. 虫害がひどかった原因
    1. ①について
    2. ③について
      1. <無肥料について>
      2. <固定種について>
  5. 防虫ネットをしないで育てた理由
  6. まとめ

畑での観察・収穫してみた印象

・寒くなると虫の活動が弱くなる
・内側から次々と葉が出てくる

ので、食べられる部分は少なくなるかもしれませんが収穫
がまったくできないことにはならなさそうです。

ただ、株によっては食べられる部分がとても少なくなるので、
種を自家採取したいという希望がなければ、
防虫ネットを取り入れるなどしてもよいかもしれません。

 

以下、虫害にあった理由や対策などを考えてみましたので、
ひとつの情報としてお読みいただけたらと思います。

 

ハクサイの様子

ハクサイA

11月末の状況です。
ほぼレース状です。

 

 

1月はじめです(一時巻いたのが開いてきました)。

中はきれいでした。とても小さいです(長さ10cmくらい)。
鍋1人分くらいならいけるかもしれません。

 

ハクサイB

11月末の状況です。

 

1月の状況です。


収穫するか、種をとるか考え中で中身が
わかりませんが、巻いている外葉がきれいな
のでたぶん中身は大丈夫だと思います。

 

栽培状況

今回、2つのハクサイをとりあげました。

両方とも、
無農薬・無肥料・草生・不耕起栽培です。

・ハクサイA 種まき 8月下旬

・ハクサイB 種まき ハクサイAよりもやや遅い(8月中)
キュウリの畝の端のある程度空いた場所に種まき

 

虫害がひどかった原因

原因を以下考えてみました(②については次の項で書きます)。

①気温低下が遅かった

②防虫ネットをしないで栽培した

③無肥料・固定種栽培だと種まきが早めになるので(私の地域では8月下旬)、
その年の天候によってはより虫害にあいやすいと思われること

 

 

①について

ターサイやカブの記事のところでも書いたのですが(ターサイカブ)、
今年は気温が下がるのがとても遅かったです。例年9月も中旬になると、
アブラナ科の種をまいても発芽した芽が小さいうちに紅葉してしまって
大きくならない状態でしたが、今シーズンは10月に入って種まきしても
ある程度育つような具合でした。

 

③について

<無肥料について>

無肥料栽培だと育つのがとてもゆっくりです。
肥料を使わないかわりに、太陽の力を十分使う必要があるので、ある程度
の日照が見込める時期に種をまく必要があります(自分の地域では8月
下旬までにはまく必要がある感触です)。

そうすると、気温がなかなか下がらない場合は、どうしても虫害に
あいやすくなります。

種まきを遅くすれば虫害にあまりあわなくてすむと思うのですが、
ハクサイに巻いてほしいと思うとやはり種まきを早くする必要があります。

(肥料を使わないとハクサイは巻かないと聞いて、広がった葉っぱを
かきとって食べようと思っていたのですが、8月下旬の早い時期に種まき
したところ(ていうか時期を勘違いしてまいちゃったんですが(^^;)
無肥料でもハクサイが巻く結果となり、日照の大切さがわかりました)。

 

<固定種について>

また、F1種だと育ちが早いのですが、固定種だとゆっくりです。

F1種と固定種の違いは、
F1種だと自家採取して播いても親と一緒の形質のものができませんが、
固定種だと親と一緒のものができます。

(固定種の種屋さん野口種苗のウェブサイトで、詳しい説明をのせてくださっています)。

 

自家採種の記事で種についても触れています。
よかったらぜひご覧になってみてくださいね♪

エンドウ豆の種採りを繰り返してみた~
種採りの効果&「稲と日本人」(甲斐 信枝:作、佐藤 洋一郎:監修)に学ぶ自家採種の歴史
【無農薬・無肥料・草生栽培で家庭菜園の野菜づくり】(記事)

 

 

 

夏野菜がうまく育てられないことが続いた時、
どうやったら収穫できるようになるか、
「固定種野菜の種と育て方」(著者: 野口勲, 関野幸生、出版:創森社)という本を
読んでみました。

本を読み、
無農薬・無肥料で栽培するなら、
鍵は固定種を自家採取することだと学びました。

 

固定種の場合、
その土地や環境(無肥料であることも含め)の特徴が種を通して次世代に伝えられ、
だんだんとその植物がその土地や環境に適応してくれるようになるそうです。

実際に種採りをしながら野菜をしばらく育ててみて、
自家採取を繰り返すと強くたくましくなっていく様子をたしかに感じることができました、

 

そのようなこともあって種採りの魅力に惹きつけられて、
固定種の種を使っています。

こんな記事も書いています。
よかったらご覧になってみてくださいね。

 

無農薬無肥料・不耕起・草生栽培で家庭菜園:
特に夏野菜栽培のために、はじめにやっておけばよかったと思うこと
【超初心者からスタートした無農薬無肥料・不耕起・草生栽培で家庭菜園体験記5】
(記事)

 

防虫ネットをしないで育てた理由

先ほど書いたように、
できれば(他のアブラナ科と交雑する心配があまりなければ)種採りしたいと思っているのですが、
防虫ネットを使わないのは以下の理由です。

 

先ほどご紹介した「固定種野菜の種と育て方」の本(とても参考にさせてもらっています)に、

「虫害に強い株をみつけて種を採り、虫のつかないハクサイに
していくことが目的でもある」ため防虫ネットを使わない」

と書かれていたのを見て、
「じゃあ、私も(*^▽^*)」と思ったこと。

 

また、防虫ネットなどの資材を購入するとお金がかかったり、
使った後の保管場所もなかったりするため、
なるべく使わずに済ませたいのも理由です。

 

隣り合った株でも、虫害がひどいものとそうでもないものがある様子。

 

まとめ

ハクサイが虫に食べられても、
寒くなって内側から葉がたくさん出るまでじっくり待つ余裕があるなら、
そのまま待ってみるのもよいと思っています。

それぞれのスタンスで、
資材(防虫ネット)を使われるのも手だと思います。

 

とりあえずまずは野菜づくりがどのようなものかちょっと試してみたいということであれば、
育つスピードの速いF1種の種やホームセンターなどで苗を購入するのも
一つの方法かもしれません。

 

 

何にしても鍋にはやっぱりハクサイです。
くせのない味ながらすごい存在感。

冬には欠かせません、
ハクサイ(*^^*)

 

読んでくれてありがとうー!!

~参考文献~

「固定種野菜の種と育て方」(著者: 野口勲, 関野幸生、出版:創森社