超初心者からスタートした無農薬無肥料・不耕起栽培で自家用野菜:10月下旬から11月中旬くらいまでに植える(植えた)野菜 その2

無農薬・無肥料・草生栽培で家庭菜園の野菜づくり

こんにちは! わさびなです。

秋も深まってきましたね。

今回は、「10月下旬から11月中旬くらいまでに植える(植えた)野菜 その1」の続きです。今日はうすいえんどうとスナップえんどうの種まきです♪

少し前に豆まきじゃなかった、種まきをしてきましたのでその様子について書きます。

 

自家採取したスナップえんどうの種(左)・うすいえんどうの種(右)です

うすいえんどう

(1)品種について

在来種のうすいえんどう、コトバンクをみてみると、

和歌山県を中心とする関西地方で生産されるエンドウマメ。
さやをとり中の実を食する実エンドウで、粒は大きく甘みがある。

 

由来については、

明治期にアメリカから導入された実エンドウを大阪府羽曳野市碓井(うすい)で栽培したことから。

と載っていました。

種をいただいたのがきっかけで作りはじめました。
何回か種をとっていますが、その度に少しずつ大きく力強く成長するようになってきました。収量も最初とくらべたら大分上がったと思います。

暑さには弱いので、夏のような気候になってくるとシーズンが終わります。

 

(2)ウネの準備

今回は、かぼちゃを作った後のウネにまくことにしました。ウネは作り直さずそのまま使います。

1条(1列)にまくので、やや幅広に鎌で除草します。

ウネ幅ですが、やはり広くした方が伸び伸びと育ち収穫量も多い実感です(無肥料なので余計に根はりが大切なのだと思います)。

可能なら120cmくらいはあった方がよいと思います。

 

(3)種まき

今回は、

1条に直播、1か所に8粒、60cm間隔でまきました。
まいた後は、鳥よけに枯草を若干かけておきました。

・1条にする理由
成長してくるとかなり繁茂します。2条だと日当たりが悪くなる部分が出て、成長に影響が出ると思います。

・8粒にした理由
最初のころは3粒程度で植えていたのですが、「固定種野菜の種と育て方」(創森社出版:著者は、野口種苗の野口勲氏と、無農薬無肥料で農業を営まれている関野幸生氏です)を見たときに「6~8粒」で植えるとあり、多めにまくようにしてみました。

本で見たときは、そんなにまくんだ!と驚いたのですが、思えば実際にさやを収穫してみると1さやにそれくらい入っているものもあるんですよね。

それが地面に落ちて発芽することを考えると納得しました。自然をよく観察することが大切なのだと気づかされました。

種の進化とあいまってか、多くまくようにしたらよく採れるようになりました。

以下の写真は実際にまいた後のウネです(相変わらず草ばかりでわかりずらいかもしれません)。

 

(4)後からすること~霜よけ

発芽してしばらくしたら、ササを周囲に立てる、竹などの支柱を1本たてて稲わらを周囲にめぐらして竹ぼうき状態にする、不織布をかぶせるなどして霜よけをします。

私は細い支柱を1本たててササをまくことが多いです。苗を大きくしてしまうことが多くて、後からササを追加したりなかなかうまくできないです。

ササは種類によっては葉が枯れるとかなり細くなってしまうので、場合によっては追加したり、他の手段を考えた方がよいかもしれません。不織布を試したことはないのですが、苗を大きくしすぎると難しそうです。

 

(5)他の時期に種まき

「3月にまいてもとれる。でも収量は秋にまくより少ない」と教えてもらったことがあります。これなら秋にまきそびれてしまっても安心ですね。

また、何年か前に8月下旬ころにまいて秋にとれるようにする、と聞いたこともあります。

年々夏の暑さが厳しくなっているように思うので、その具合にもよるかもしれませんが、端境期(季節の変わり目で収穫が少なくなる時期)のお助け野菜になってくれるかもしれません。育てる場所に余裕がなくてやったことはないのですが、チャンスをみつけて私もやってみたいと思います。

スナップえんどう

(1)種
おととし、こちらの種屋さんで買いました。
夏に確実に収穫できる野菜はないかとこちらで買ったササゲ(十六ササゲ:愛知県の伝統野菜だそうです)は、暑くても雨が少なくても大活躍で重宝しています。

スナップえんどうの方は、一昨年からまきました。

一昨年は全部次の年の種としてとっておいて、昨年は少し食べて後は次の年の種として保存しました。まだ種は今の場所にチューニングしている状態ですが、来年はまた少し進化した姿を見せてくれるといいなと思います。

 

(2)ウネの準備
こちらは昨年イチゴの苗が植えてあったところに種まきしました。
準備はうすいえんどうと同じです。

 

(3)種まき・霜よけ
うすいえんどうとほとんど同じです。

ただ、1か所にまいた種の数は、手持ちの種の数のことから、1か所5粒程度まきました。

まとめ

その1でも書きましたが、種まきする時期がとても重要です。
本格的な冬の前に苗を大きくしすぎると、寒さや霜にあたって弱ってしまう可能性があります(本葉5枚程度までが耐寒性が強いそうです)。寒くなりすぎてからまくと発芽しないといいます。

気温の変動が不安定になってきているので判断がなかなか難しいですよね。

来年たくさんお豆ができるといいなあ…。まずは発芽してくれるよう見守ります。お豆がんばれー(^^)

ここまで読んでくれてありがとうー!