(2019年11月11日作成記事)
こんにちは! わさびなです。
秋もだんだんと深まってきましたね。
今日は晩秋に種まき・定植する野菜のご紹介をしまーす♪
※野菜の種まき・定植時期は、
各地域によって適期がことなります。
実際に種まき・定植をされる時はお住まいの地域の適期をお調べくださいね(*^^*)
晩秋(10月下旬から11月中旬)に種まき・定植する野菜
私が今シーズン植えた野菜は、
1.ソラマメ(讃岐長莢蚕豆)
2.玉ねぎ(泉州中高黄)
3.うすいえんどう・スナックサヤエンドウ
あと、今回の記事には書いていないのですが、
4.六条大麦
も播きました。
ほかにも果樹や山菜ふくめ今のシーズンに植えられるものがあるようです♪
ぜひ調べてみてくださいね。
種を播く時期・苗を定植する時期
種まきについては、
野菜の発芽適温と、
住まいの地域の標準的な気候を照らし合わせて考えます
(種袋に気候にあわせた種まき時期が書かれていますよ♪)。
また、今は気候の変動が大きくなっているので、
実際に播く時の天候の様子も合わせて考えた方が良さそうです。
たとえばエンドウ豆の場合、
一般的には種まきが10月末と書かれていても、
温かすぎると苗が大きく育ちすぎてしまいます。
エンドウ豆は苗が小さい時は寒さに強いそうですが、
大きくなると霜で駄目になってしまう場合も起こり得ます。
種をまいてから寒さが本格化する前にどれだけ苗が成長するか、
越冬しやすいかなどを考えておく必要があります。
寒さの訪れの時期や寒さの程度の予測について、
ある農家の方は紅葉の時期やスピード、
カマキリの卵塊の位置など自然を見ながら判断するとおっしゃっていました。
(ちなみにホームセンターの苗売り場では、苗の売り出しは適期よりも一般的に早いです。)
知ったようなことも書きましたが、
まったくの素人から始めた私はまだまだ発展途中で、
あーあ(^^;)なんてことは日常茶飯事です。
それでも大丈夫!
畑にいるだけで楽しいもの・ことはいっぱいあります(*^▽^*)。
そして、あ~あと思っても、
その後で野菜が頑張って挽回してくれることも少なからずあります。
その度に自然はすごいなあと思います。
まずは一歩踏み出すことだなあといつも畑に教えてもらっています。
ソラマメについて
①品種「讃岐長莢蚕豆」
ソラマメは今年3度目の挑戦です。
昨年、河内一寸をまいたのですが、
アブラムシたちが全力でタックルしてきた(^^;)ので収穫は少なく、
しかも種採りを上手くできなかったので、
買い直しとなりました。
「讃岐長莢蚕豆」は、
生育旺盛・収量が多い、
ということで無農薬無肥料むきと判断して購入しました
(ちなみに河内一寸も家庭菜園向きと書いてあったのですが、
今回は新しい品種にしてみました)。
今年はコンパニオンプランツと(玉ねぎ)一緒に育てます。
②発芽適温:20℃
種袋には寒くなりすぎると発芽しないとありました。
10月下旬までに植えるのが推奨されていましたが、
自分の地域では今年は例年よりも10月の気候があたたかく、
時期を遅らせて11月初旬に播いてみました。
③直播について
1か所1粒で直播してみました。
品種はわかりませんが、
ソラマメの苗はホームセンターなどでも見かけます。
私はしたことがないのですが、
自分で育苗もできるそうですよ♪
一か所に播く豆の数について、
2、3粒植えるようにと本に書かれているのを見ました。
自然の状態ではさやに数粒入っているので、
枯れればそのまま土の上に落ちることを考えると、
本来は数粒一緒に植えるのが適切なのだろうと思います。
ですが、手持ちが少しかなかったので、
今回は1粒まきに。
どうか発芽しますように!
(その後、ほとんどが発芽しているのを発見できました(*^▽^*)
ソラマメの種まきの様子、
以下のページに詳しく書いていますので、
よろしければご覧くださいね♪
玉ねぎの定植について(苗購入しました)
①品種 泉州中高黄
ホームセンターの苗の販売でよく見かけるこの品種に今年は決定。
長期貯蔵に向いている中晩生ということです。
②苗を購入
今年は苗を100本買ってみました。
昨年は早生種を50本買ってもう少し欲しいと思ったので、
今年は増量です(1セット50本入りです)。
本当は育苗できたらと思うのですが、
数年前に畑などで育苗してみて難しい(手が回らない)と思い苗を購入しています。
③購入したら
できるだけ早く定植すると良いですよ♪
定植する暇がなくても束で土に植えておくと良いです。
【値下げされた苗について】
苗の販売時期がある程度過ぎると、
鮮度が落ちてきた苗などが束で安売りになっていることがあります。
そのおトク感に惹かれて数年前に購入したことがあります。
とても小さな苗もあって植えづらかったり、
途中で消えてしまったりもありましたが、
小粒ながらできた玉ねぎもありました。
無農薬無肥料の栽培では育ちがゆっくりです。
状態のあまり良くない苗を持ち直させて越冬させるには、
ある程度温度と日照がまだある時期に植えてしっかりさせておくことが
必要にも思えました。
でもその時期にはまだおトクな苗が販売されていないことが多いんですよね。
チャンスがあれば実験してみたいと思います。
④育苗について
数年前2回チャレンジしたことがあります。
1回目は畑で直播してみた
まだ暑い9月の時期に播きましたが、
毎日畑に行って水やりや除草などができず、
上手く育てられませんでした。
2回目はポットに種まき
9.5cmのポット2個に畑の土を入れてチャレンジしてみました。
苗を10数本つくりたいと思いましたが、
ある程度の大きさ(6~7センチあったかどうか)で成長が止まってしまった記憶です。
無農薬無肥料では根はりが非常に大切といいます。
肥料からもらえる養分はないので、
縦横無尽に根をはらせて野菜が自分で必要な水分や栄養をとってくるそうです。
そう考えると、
■ポットが狭すぎ
■育苗本数も多すぎ
■育てようとした環境が不適切
だったのだろうと思います。
育苗するならポットをもっと大きくして本数を減らすか、
肥料を取り入れるなど、工夫が必要だろうと思いました。
⑤植えつけ
・株間25cm(苗と苗の間のことを株間といいます)
・条間10cmくらい(苗をうえた列を条と言います。条と条の間のことです)
・深さ5cmくらい
に苗を植えつけました。
植えつけには、
スコップや100円ショップでも売っている移植コテなんかも使えます。
割りばしや、細い竹の枝などを土に穴をあけ、
そこに植えることもできますよ♪
植えつけた後は軽く苗の根元を踏みます
(根の活着を促進して、霜で持ち上げられるのを防ぎます)。
踏むことを知らなかった時、
霜が早く降りたときに苗が持ち上げられてしまって、
根が活着しなかったことがありました。
苗が結構駄目になってしまったことがあります。
こんな感じでうえました♪
ソラマメとたまねぎのコンパニオンプランツ
今年は1つのウネにこの組み合わせで植えています。
でも、はじめからそうしようと思っていたわけではありません…。
讃岐長莢蚕豆の種袋に、
「ウネ幅150㎝」とあり、
それに近い幅のウネで場所が残っているのは、
玉ねぎを植えようと思っていたウネしかなかったんです(^^;)
そのとき、
そういやこの組み合わせがコンパニオンプランツになると本で見たことを思い出しました。
(その本は木嶋利男氏の、
「育ちがよくなる! 病害虫に強くなる! 植え合わせワザ88 決定版
コンパニオンプランツの野菜づくり」(家の光協会)
です⇒)
追記:この組み合わせ、結構よかったです!
アブラムシの被害がありませんでした(*^▽^*)
収穫できました!
カバークロップにホワイトクローバーを播きます
カバークロップは、
■雑草を抑える
■土が裸になるのを防いで土に湿気を保つ働きがある
■花が咲けば蜜源植物として授粉昆虫も誘引する
働きのある被覆植物です。
(カバークロップについて、
私が翻訳参加している雑誌の記事紹介をしています。
よかったらこちらもご覧くださいね♪
マザーアースニューズ翻訳記事紹介
チャレンジしたことがなかったのですが、
今回はじめて取り入れてみます。
取り入れるのはマメ科のホワイトクローバー。
上の効果に加えて、
植物の養分になる窒素も固定してくれる(マメ科の働きです)そうですよ♪
ソラマメの定植にあわせて少しまいてみました。
窒素固定という意味では、
マメ科のカラスノエンドウ・スズメノエンドウという雑草にもこの働きがあります。
春先に結構生える草で、
私の家庭菜園にもたくさん生えてくれます。
ただ、ホワイトクローバーは雑草の種を切る力も強いと聞いて、
今年播いてみようと決めました。
どうなるでしょうか! たくさん食べられるといいなあ…。
読んでくれてありがとうー!
今日もよい1日になりますように。