こんにちは! わさびなです。
今回は昨年の夏シーズンの観察レポートです
(気がついてみれば、もすうぐ春が来てしまいそう♪)。
トマトの苗を植えつけたところに
掘り残したサトイモがあって生えてきたという、
偶然コンパニオンプランツになっちゃった観察です。
昨年(2020年)の夏シーズン、
余ったトマトの苗を植えた場所から
サトイモの葉が出てきました。
サトイモは、
場所を変えてほぼ毎年種イモを植えつけているのですが、
掘り残しも結構あって、
これまた毎年予期しないところからサトイモが出現します(^^;)。
そして昨年。
トマトの根元から出てきて一緒に育つのか?と思いましたが、
観察のチャンス!
そのままにしてみました。
トマトの定植時期が遅く、
思ったような収穫には結びつきませんでしたが、
相性が良さそうなんじゃないの!?と新たな発見ができたかも。
なんちゃってコンパニオンプランツシリーズ(勝手にシリーズ化♪)も
エンサイにつづいて2記事目。
早速今回のなんちゃって、行ってみたいと思います!
◎エンサイの記事もよかったらご覧くださいね(*^^*):
今年の夏(2020年)のエンサイ(空芯菜)とオクラのコンパニオンプランツ(になっちゃった)
~エンサイの様子⇒
トマトと里いもについて
トマト
原産地は南米。
日当たり良く、排水性良く、多少保湿性もある土壌に向くとされる。
(参考:「自然農・栽培の手引き いのちの営み、田畑の営み」138ページ
[著者:鏡山悦子、監修:川口由一、出版:南方新社])
ちなみに今回の記事のトマトはアロイトマトです。
育苗は多めにするようにしていますが、
追加の苗の種播き時期が遅すぎて、
定植も遅くなってしまいました。
定植したのは6月過ぎてからです。
育苗やトマトについても記事を書いています。
よかったらこちらもご覧くださいね♪
(記事)
●家の中で湯たんぽ育苗:ミニトマトとナスの種を豆腐パックにまきました【無農薬・無肥料・草生栽培で家庭菜園の野菜づくり】(記事)
●家の中で湯たんぽ育苗:ミニトマトの種(自家採取)が発芽しました!~豆腐パックで芽出し【無農薬・無肥料・草生栽培で家庭菜園の野菜づくり】(記事)
●家の中で湯たんぽ育苗:トマト栽培品種えらび 今年は新しい品種の種もまいてみます【無農薬・無肥料・草生栽培で家庭菜園の野菜づくり】(記事)
●(ミニ)トマトときゅうりの摘花(摘果)【無農薬・無肥料・草生栽培で家庭菜園の野菜づくり】(記事)
サトイモ
原産地:インド東部からインドシナ半島にかけての熱帯地方
湿気と高温を好む。
私の場所ではここ数年、
雨が降る時と降らない時の差が激しくなっています。
乾燥時の対策に手こずって(何とかしたい…)、
サトイモまで水やりの手が回らないことがほとんど、
子芋になってしまうことが多いです。
たくさん雨が降った時のサトイモは本当にうれしそうです。
大きな葉がいきいきとしています。
昨年夏の様子
7月初旬です。
定植が遅くなったために、
トマトの苗もまだ小さめです。
この時分にこのサイズだと、
実がとれても秋収穫だなあと思っていました。
8月下旬。
猛暑にくわえ、
雨はかなり少なかったです。
実は少しつけていますが、
まだ収穫できていません。
上から撮影したもの。
花もちらほら咲いていました。
根元にもイモが生えていました(^^;)。
その時につけていた実。
天候の厳しさからか、
形がちょっといびつです。
その時につけていたもう一つの実。
大分赤くなっていました。
根元にサトイモの葉が見えます。
わかりやすい写真がありませんでしたが、
この株の主茎はとても頑丈そうで、
支柱と同じくらいの太さがありました。
そんなこともあって、
実をたくさんつけてくれるかも!!
と密かに期待していたのですが、
定植が遅すぎました…。
9月に入って暑さがやわらいだ時、
夏野菜は一斉にがくっと疲れが出たようになりましたが、
このトマトも同様になりました。
夏の気候が厳しすぎるんですよね。
暑さ本番を迎える前までに株をしっかり大きくしてしまわないと
収穫はなかなか難しいように感じます。
それに、トマトは暑さがきびしくなると着果率が低下するといわれ、
35℃を超えると着果率の低下が顕著になると聞きます。
その後も台風が来たりと、
厳しい環境はつづいて、
トマトは本気を出せずじまいで寒くなってしまいました。
でも、サトイモが根っこにありながら、
たくましく成長してくれたトマトを見ることができました。
新しい発見です!
水好きなサトイモと乾燥好きなトマト、
対極の性質ながら相性は良いのかも。
面白ーい!!
そういえば、
大豆とトマトの相性も良いといわれますが、
大豆は結構水好きではなかったか??
何の本だったか、
サトイモと、乾燥を好むスイカの混植の例が
古い農書にあると読んだこともありました。
水を好む作物が余分な水分をすいとってくれるのかもしれませんね。
いろいろと手が回っていない家庭菜園なのですが、
そのおかげでサトイモとトマトの混植の可能性を発見できたかも。
いやー面白かった(*^▽^*)
読んでくれてありがとうー!!
関連記事:
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