(2020年3月19日作成:随時更新予定)
- どう生きるかを自分で考え、自分の思いを自分で伝えられるように
- 世界各地で治験・研究が行われる既存薬「イベルメクチン」(2015年北里大学大村博士ノーベル賞受賞)について
- 漢方医学(日本の伝統医学)とコロナウィルスについて
どう生きるかを自分で考え、自分の思いを自分で伝えられるように
今大きな時代の波が押し寄せているように感じます。
不安に押しつぶされるのではなく、
ささやかなことでも自分の場所からできることを探していくために、
このことについて1つの記事として書いておこうと思いました。
世の中を大きく揺るがすこの問題は、
人の生き様も浮き彫りしているように感じます。
ニュースを見ると胸がざわつくようなこともありながら、
このような人たちがいたのかと、
心が洗われるような姿にインターネットを通して触れることもあります。
地域を越え、国境を越え、
人は互いの存在に支えられていること。
多くの見えないつながりが自分を支えてくれていたことに気づかされるように思います。
いま私はどう生きるのか。
自分と家族を守れるよう、
事態が少しでも良い方向にむかうよう、
ささやかな生活の場からでも何かできることをしていきたい。
できる限り正しい知識・情報を知り、
必要のある時には、
誰がが何かを言ってくれるのを待つのではなく、
自分の思いを自分で伝えられるようになりたい。
そのために、時間の許す時には疑問に思うことなどを自分で調べ、
自分で考えることも続けていきたいと思いました。
この間、阪神大震災時の被災地支援に尽力された山田和尚氏が書いた本
(「いのちの力をつかまえろ」(山田和尚著、サンマーク出版)
について記事を書いたときから(記事)、
コロナウィルスについて気になったニュースなどを少しずつ
その記事の末尾に追記してきました。
記事の最後に、その追記の部分を記載します。
これからも随時、自分が心に留めたニュースなどを追加していこうと思います。
この記事は折々に更新していければと思っています。
1つの情報としてご覧いただけたらと思います。
この記事が何か少しでも役に立つことがあれば嬉しいです。
このところブログの更新が前ほど頻繁にできませんが、
これから春夏シーズン、畑の様子もまた記事に書いていきます。
よろしかったらぜひまた畑じかんにいらしてくださいね。
この記事をお読みくださったみなさまとのご縁に感謝いたします。
お越しくださりありがとうございました。
2020年4月23日追記:肥田舜太郎氏と田坂広志氏のことば
この記事を書いてから約1か月が経ちました。
コロナウィルスが問題となってから、
9年前に起こった東日本大震災のことを思い出すことが増えました。
往々にして一般市民の目から隠されるようにみえる本当の事。
そしてインターネットから垣間見える本当の事を目の前に、
どうしていいのか途方に暮れた自分。
すでにお亡くなりになりましたが、
ご自身も広島で被爆され、被爆者を長年にわたり診つづけた医師、
肥田舜太郎医師が当時さまざまな場所で講演をなさっていました。
ある時その動画をみて、肥田医師の言葉をノートに書きつけました。
久しぶりにそのノートを見ると、
肥田医師のこのような言葉が書かれていました。
「あなたとあなたのお子さんだけが
この放射能がまかれた中で被曝を防ぐ。
それは無理だろうと思います。
覚悟を決め、腹をくくり、放射能と共に生き、育てる。
昨日とは違った母親になりなさい。
日本人が最も劣っていることは、
自分が自分の人生の主人公だという人権意識だ。
自分を大切に生きてこそ、初めて被災者にともに生きようという心が生まれる。
それと自分の命の仕組みに少しでもマイナスな要因を取り除く努力。
とにかく早寝早起き、お金に重きを置かず、大切なものは何かを、
正しい人間の生き方は何かを考えながら生きなさい。
子供や子孫の手本となる生き方をし、
きれいな日本を残す覚悟を決めなさい。」
大きな困難を迎えています。
でも必ず乗り越えられると私は信じたい。
少し前に、
東日本大震災時に内閣官房参与として事故対策に取り組まれた田坂広志氏が書かれた、
「すべては導かれている」(小学館)という本を読みました。
最後にこの本の一節を引用させていただきます(同28頁)。
田坂氏は、30年以上前に大病を患われた際に、
ある禅師と接見したときのことを書かれています。
ともすれば先の見えない不安に押しつぶされそうな今、
どう生きればよいかを教えてくれるような言葉です。
「人間、死ぬまで命はある。
それにもかかわらず、自分は、もう死んでいた。
この病の不安と恐怖に押しつぶされ、自分の心はもう死んでいた。
毎日、毎日、
「どうしてこんな病気になってしまったのか」という後悔と
「これから、この病気はどうなっていくのか」という不安に
人生の時間と、精神のエネルギーを費やし、かけがえのない一日を、
生きてはいなかった。
そのとき、この禅師が語ってくれたもう一つの言葉が、
力強い響きを持って、心に蘇ってきました。
過去は、無い
未来も、無い
有るのは
永遠に続く
いま、だけだ
いまを、生きよ!
いまを、生き切れ!」
引用:「すべては導かれている」
田坂広志著、小学館2017、28ページ(⇒⇒)
事実を知ることは良いことばかりではなく、
時に耐えがたい痛みをともなうものであると思います。
でも、知らないで済ましてはいけないことがあるのかもしれない。
誰かに委ね切ってはいけないことがあるのかもしれない。
今を変えるために、
まず知ることからはじめたい。
このブログをご訪問くださったこと、みなさまとのご縁に深く感謝を申し上げます。
世界各地で治験・研究が行われる既存薬「イベルメクチン」(2015年北里大学大村博士ノーベル賞受賞)について
世界各地でこの薬の新型コロナウイルスに対する治験・研究が行われています。
中には数都市の住民に大量配布している国もあり、
感染率や致死率の低下、予防効果が認められています。
その有効性について、
学校法人北里研究所および同研究所・北里大学大村智記念研究所
感染制御研究センター・感染創薬学講座感染創薬学講座のウェブサイト、
および、アメリカの救命救急医師らが中心となって結成している団体、
FLCCC(Front Line COVID-19 Critical Care Alliance:COVID-19最前線救急救命同盟)の
論文などを参考にして記事を書きました。
ご興味のある方はぜひご覧ください。
2021年6月29日:こちらの記事も投稿しました。
漢方医学(日本の伝統医学)とコロナウィルスについて
漢方医学
漢方医学の論文に、
中国・韓国・台湾のコロナウィルスに対する治療(台湾については予防も)
などにが書かれていました。
コロナウィルスには薬がないと聞いたいたので大変驚きました。
医療従事者ではなくても、どのような治療法があるのか、その選択肢を
知っておくことは大変重要だと思ったので以下にご紹介します。
なお、漢方は日本の伝統医学であり、
中国・韓国・台湾の伝統医学と同じく古代中国の伝統医学を基礎として、
独自に発展した医学だそうです
(私はこの論文を読んではじめて知りました)。
また、漢方の古典である1800年ほど前に書かれた「傷寒論」は、
当時流行した感染症の治療を背景に書かれたものだそうです。
漢方治療については、最初にご紹介する論文に
「漢方治療が最大限に効果を発揮するためには、
やはり漢方医学的診断が必要です」
と書かれています。 ご留意いただければと思います。
●「COVID-19感染症に対する漢方治療の考え方(改訂第2版)」
小川恵子医師(金沢大学附属病院漢方医学科):日本感染症学会(2020.4.21)※3
http://www.kansensho.or.jp/modules/news/index.php?content_id=147⇒
●「【緊急寄稿】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する漢方の役割」
渡辺賢治医師 (横浜薬科大学特別招聘教授)ほか 日本医事新報社(2020.4.18)※5
https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=14426 ⇒⇒
私は日本の伝統医学についてほぼ何も知らず、
思えば日本人なのになぜ知らないのだろうと不思議に思って
伝統医学の歴史などを調べて記事を書きました。
長文になってしまいましたが、よろしければご覧ください。
「東洋医学(日本の伝統医学)とコロナウィルス(COVID-19):新たな時代にむけた産業・経済のあり方への可能性」記事
セルフケアの予防法~日本伝統鍼灸学会のウェブサイト
日本伝統鍼灸学会のウェブサイトに、
『中国針灸学会制定「新型コロナウイルス感染症への針灸介入に関する手引き」(第二版)の
「日本語訳」配信あたって』⇒
というページがありました。
予防のセルフケアについての記載もありました。
日本では古くから一般市民の間で灸による養生のセルフケアが行われてきた歴史が
あるといいます。
その様子が、
「吉田兼好の『徒然草』(1330年頃)や芭蕉の『奥の細道』(1702年)などに見られる」
と書かれているそうです。
また、
「鍼灸が免疫力を高めることで病的状態の改善や予防的な役割を果たすことは、日本鍼灸界においても、戦前・戦後を通じて実験・研究を積み重ね、実証してきたところです。例えば、その研究は、原志免太郎の『灸法の醫學的研究』(春秋社、1929年)などの業績に残されてい」るといいます。
関心のある方は、
上にご紹介した日本伝統支給学会のウェブサイトをご覧になってみてください。
木酢・竹酢の抗菌および抗ウィルス機能について
野村隆哉氏
(元京都大学木質科学研究所教官、
(株)野村隆哉研究所所長
燻煙熱処理技術による木質系素材の寸法安定化を研究)
のフェイスブック投稿に、
木酢・竹酢の機能について大変興味深い記事がありました。
「新型コロナウイルスへの対策に対する緊急提案
―医療関係者の皆さんへ―」
野村隆哉氏フェイスブック投稿(2月13日~:こちら)
木酢、竹酢は木炭、竹炭を生産するときに生成されるものです。
燻製が腐敗を防止する機能をもつことはよく知られていますが、
木酢・竹酢はそれぞれ数十種類以上もの成分からなっており、
それらの成分が複雑に作用してさまざまな機能を生むそうです。
漢方の大家の故大塚敬節さんが書かれた「漢方と民間薬百科」
(主婦の友社:1966)で竹をさがしてみたら、竹の葉をせんじたり、
竹を切ってあぶってでてきた油をつかったり、いろいろに使われていたことが
わかりました。
身近な植物にもいろいろな効用あるようです。
ワクチンへの警鐘
元駐スイス大使村田光平氏が指摘する専門家の声
ワクチンの開発は本来長期間かかるものだそうです。
一方、コロナウイルスのワクチン開発では、
動物による安全性実験が省略されているといいます。
元駐スイス大使の村田光平氏は、
この拙速ぶりに警鐘を鳴らす専門家の声を
指摘しています。
村田光平氏オフィシャルサイト:
2020年11月25日および27日記事 こちら⇒
ウイルスの遺伝コードを体内に接種~アルジャジーラ記事から
アルジャージーラの2020年11月9日の記事で
ワクチンについて書かれていましたので、
一部訳してみました。
「Everything you need to know about Pfizer’s COVID-19 vaccine
(ファイザーのCOVID-19ワクチンについて知っておくべきすべてのこと)」
Al Jazeera2020年11月9日記事から一部訳・引用
「ワクチンはどのように働くのか
ワクチン接種を受ける時は、
一般的には弱毒化したウイルスかウイルスの死骸の一部、
または病気の原因となる細菌を体内に注入される。
このようにすることで、…(中略)
身体が異質なものであると認識して、免疫を獲得する。
すなわち、実際に病気の原因となるウイルスなどが体内に入ってきた時、
すぐに攻撃する準備ができていることになる。
一方、新しいワクチンの働きはmRNAと呼ばれる。
これは弱毒化したウイルスやウイルスの一部を接種するのではなく、
実際にはコロナウイルスの遺伝コードの一部が投与される。
これにより、投与された人間の身体がウイルスのタンパク質自体を
つくりだすようにしてしまう。
そして、つくりだされたタンパク質を身体が検知すると
それに対して防御反応をしはじめる。」
以下原文(ウェブサイト):
「How does this vaccine work?
When you get vaccinated, you are usually given either a weakened or a dead part of the virus, or the bacteria that causes an illness. In this way, the vaccine does not make you ill, but your body recognises that it is a foreign element and it mounts an immune response. This means that when your body comes across the real bug that causes that illness, it will be ready to attack it straight away.
The way this new vaccine works is called mRNA, meaning that you are not actually being injected with parts of the virus or a weakened form of it, but you are actually being administered with a part of the genetic code of the coronavirus. This tricks the body into producing some of the viral proteins itself so that the immune system then detects these proteins and starts to produce a defensive response to them.」
米軍でのワクチン拒否の状況
「米軍、ワクチン接種拒否が3分の1 抑止力に影」
(日経新聞2021年2月22日掲載記事)
米軍では、
新型コロナウイルスワクチンの接種が伸び悩んでいるそうです。
「ワクチンの提供を受けた米兵のうち3分の1が接種を拒否…
陸軍軍医のエドワード・ベイリー氏は接種率が3割にとどまる部隊があり「どのようにワクチン接種を促すことができるのか頭を悩ましている」と述べた。」
ニューヨークでワクチン接種をうけた大江千里さんの記事
モデルナのワクチン接種を受けたジャズピアニストの大江千里さんが、
2回目の接種後にあらわれた異変について記事を書かれています。
「NY在住の大江千里、ワクチン接種後に副反応? 体調が急変し失神した」
(ニューズウィーク日本版 2021年2月18日記事⇒)
PCR検査について国際的状況(Our World in Data2020年の論文から翻訳)
別の記事の中で、
イギリスの非営利団体「Our World in Data」が、
PCR検査についてウェブサイトに掲載した論文を翻訳したものを載せました。
個人的利用のために訳したものにすぎませんが、
よろしければご覧ください。
①ベトナムの対応について
「Emerging COVID-19 success story: Vietnam’s commitment to containment」
新型コロナウィルス(COVID-19)対応にあらわれた成功:封じ込めへのベトナムの尽力
(2020年6月30日付け記事)
翻訳記事:
「Emerging COVID-19 success story: Vietnam’s commitment to containment」~
新型コロナウィルス(COVID-19)対応にあらわれた成功:封じ込めへのベトナムの尽力
②4か国(韓国、イタリア、イギリス、米国)の対応の比較について
「Testing early, testing late: four countries’ approaches to COVID-19 testing compared」
早期検査、時機に遅れた検査:COVID-19検査に対する4か国のアプローチの比較
(2020年5月19日付け記事)
ポイントとなる視点は、
● PCR検査数(①)と確定例数(②)は密接に関連
● ①または②について適切に解釈するには、①および②のデータがセットで必要
● PCR検査については、
ア)いつこれらの検査がおこなわれたのか
イ)当国のアウトブレイクの規模と関連してどれだけ広範な検査がおこなわれているか
であると書かれています。
翻訳記事:
「Testing early, testing late: four countries’ approaches to COVID-19 testing compared」~早期検査、時機に遅れた検査:COVID-19検査に対する4か国のアプローチの比較
報道内容の真偽を個人が判断する必要~日本には「報道の自由」がないと判断したニューヨーク・タイムズ
コロナウイルス他、
重要な報道の内容について個人が真偽を判断する際に大変重要な点と思われましたので、
以下にハーバーオンラインの記事について触れたいと思います。
ニューヨーク・タイムズの香港拠点が、東京ではなくソウルへ移転した「本当の理由」:ハーバーオンライン記事
ニューヨーク・タイムズの香港拠点が、東京ではなくソウルへ移転した「本当の理由」
(ハーバーオンライン 2020.08.21記事)
2020年6月、
中国で「国家安全維持法」が制定され、香港での「報道の自由」が脅かされいるとの判断から、
ニューヨーク・タイムズは以下の対応を行ったそうです。
「米紙『ニューヨーク・タイムズ』(以下、NYT)は7月14日、来年までに、
デジタル・ニュース部門のアジアでのグローバル拠点を香港から大韓民国の首都ソウルに
移転する計画を進めると発表した。東京も移転先候補になったが、
「報道の自由」がないという理由でソウルになった」
(引用:同ハーバーオンライン記事)
「日本でNYTが「報道の独立性」でソウルが選ばれたことが報道されなかったのは、
『共同通信』と『時事通信』がともにその点を報じなかったことの影響も大きい。
米国など海外メディアが「日本には報道の自由が存在しない」と見ていることを、
日本の政府・民衆が知らないことは危険だ。」
(引用:同ハーバーオンライン記事)
記事には、
2002年にEUが日本の記者クラブ全廃を日本政府に要求していたことなど、
記者クラブの問題や、
記者達自身が記者クラブを是とする意識の問題などについても取り上げています。
ご興味のある方はぜひ全記事をご覧ください。
日本のメディア状況についての有益な動画:独立メディア「岩上安見インディペンデントジャーナル(IWJ)」から
IWJは広告に頼らず、
会員からの会費で運営されている市民メディアです。
現状や社会構造の理解に非常に有益と思われましたので、
以下の動画をご紹介させていただきます。
(ハイライト無料視聴可。全編視聴は有料。
他記事・動画多数あり。IWJウェブサイト⇒)
①IWJ動画 2015.10.9動画
前ニューヨークタイムズ東京支局長・マーティン・ファクラー氏、上智大学教授・中野晃一氏、元最高裁判事の濱田邦夫氏が日本の言論の自由について語る
②IWJインタビュー2020.3.27動画
ジャーナリスト浅野健一氏 と岩上安身氏が記者クラブの問題について語る
コロナウィルス関連ニュース:日常の行動・生活などについて
◆マスクについて別に記事を書いています。
手作りマスクの記事を見つけました~キッチンペーパー/ティッシュペーパーをフィルターに:
香港の化学博士が発案(記事こちら)
◆東北医科薬科大学病院刊(3月27日)
「新型コロナウイルス感染症 ~市民向け感染予防ハンドブック」
(多言語版:英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語・ベトナム語・モンゴル語あり)
◆「「3密安心」と心中しないために」
「欧州の有識者が「日本はもたない」と言い切る理由 」
(
ウイルスは人が運び、また人の靴の裏に付着して、あちこちに運ばれます。
「人間」と接することを避け、また人間の「生痕」と触れない、
現金、ドアノブからトイレの便座、ボールペンなどに至るまで、
知らない人と共用しない。
触れた場合は小まめに消毒。店舗なども頻繁に払拭。
世界保健機関(WHO)をはじめ、グローバルに奨励されているのは、
こうした「隔離」の方針です。」
◆3密以外の感染経路を考える必要がある
「WHO事務局長側近の医師が警鐘
渋谷健司 英国キングス・カレッジ・ロンドン教授、WHO事務局長上級顧問インタビュー」
(ダイヤモンドオンライン4月9日記事)
「…クラスター対策の中で出てきた「3密(密閉・密集・密接)」を避けるべきという
指針についても、これだけに固執するのは危険です。
3密は一つの仮説です。クラスター対策の限界を認め、方針を転換しない限り、
感染拡大は止まりません。
…「3密」だけではなくドアノブや荷物など、
何が経路となって感染が拡大しているか分からないこともあります。
世界で「3密」と言っている国はありません。もちろんその条件がそろうと感染のリスクが高いというのは正しいと思います。ただそれ以外にも感染の可能性があることは考える必要があります。
海外では、基本は社会的隔離で全ての感染経路の可能性を含めたメッセージを継続しています。…」
◆藤田康介医師(上海東和クリニック中国伝統医学医師:@mdfujita )ツイッターから
4月2日ツイート:
「#新型コロナウイルス肺炎
4つめがまだ甘いです。 これでは感染してしまいます。
上海市政府にしつこく言われたいのは、
「人に会ってはいけない。集まって食事してはダメ。」
なんです。
なので、 「動かない・集まらない・うつさない」 そして、常に換気を。」
4月4日ツイート:
「#新型コロナウイルス肺炎
不要不急の外出を控える」は、中国式で「外出するな」という意味で、
「不要不急」の基準は「命に関わるかどうか」だと思います。
上海でも一時、住民に外出券を配り、
1週間で外出できる回数を2〜3回に制限したマンションもありましたよ。
水・電気・ガスがあれば暮らせます。」
同日ツイート:
「我も上海で経験しましたが、感染者の数が増え続ける段階は
心理的にも一番不安を感じる時。
あらゆる情報に対して疑心暗鬼になり、デマにも心を動かされがち。
でも、冷静に考えると個人の対策は確実に実行できること。
上海では一足先に沢山経験を積んでいます。
スマホばかり見ずにゆっくり寝ましょう。」
◆コロナウイルスにかかったら飲んではいけない薬:フランスの厚生大臣が発表
(ヤフーニュース3月15日)
「…厚生大臣は、自身のツイッターで、「新型コロナウイルス:感染者が
(イブプロフェンやコルチゾンなどの)抗炎症薬を服用すると、感染を悪化させる要因になる
可能性があります。熱がある場合は、パラセタモール(別名:アセトアミノフェン)を
服用してください」「すでに抗炎症薬を服用している場合、または疑わしい場合は、あなたの医師に助言を求めてください」とメッセージを送った。
複数の医者が、発熱のためにイブプロフェンを服用した後、併存疾患がないにもかかわらず、重篤な状態に陥ったコロナウイルスの若い患者の例を挙げているという。…」
◇フランス健康省の報道の徹底についてフランス在住のエリックC氏のツイート(3月16日ツイート)
◆買い物してきたものを家に持ち込む時の注意点(アメリカの家庭医師による動画)
「PSA Grocery Shopping Tips in COVID-19 (See Important Notes Below) www.DrJeffVW.com」
◆「COVID-19にかかった人を自宅でお世話するにはどうしたら」
(BBCニュース動画)
」
コロナウィルスニュース関係
◆「34歳の若き首相を生んだフィンランドが教えてくれた“信頼する”ということ」
〜 コロナの時に国をまとめる若きリーダー 〜
(ウェブマガジン「design stories」2020/05/02記事
:執筆者ヒルトゥネン 久美子氏[通訳、プロジェクト・コーディネーター])
大変すばらしい記事だと思いました。
これからの時代、政治に対してどのような考え方をしていけばよいのか、
また、これからの教育を考える意味でも非常に有益な記事であると思いました。
転載不可のため引用はいたしませんが、ぜひご覧いただくことをおすすめ
いたします。
◆韓国の検査対策の効果について:
オックスフォード大学研究員Max Roser氏(Our World in Data設立者)ツイート(5月2日)訳:
「以下のツイートは7日前のものである。
以来韓国は確定者数をさらに減少させ、全国で1日当たり
10件にまで減らしている。
韓国はまさに何が可能かを見せてくれている。」
(赤線は感染確定者総数、オレンジの線は1日当たりの新規確定者数)

◆アメリカ 緊急経済対策は総額300兆円規模に 新型コロナ(
…追加の予算規模は4800億ドル、日本円で52兆円で、中小零細企業が従業員の給与を支払い続けるための支援に33兆円、医療と検査の態勢の整備に10兆円余りがあてられます。
…今回の追加対策などを含めると、新型コロナウイルスへの対応につぎ込まれる緊急予算は合わせて300兆円規模と、アメリカの1年間の歳出の6割にものぼります。」
◆「新型コロナウイルス感染症に関する当院の状況について」
(慶応義塾大学病院ホームページ 4月21日付け記事)
「4月13日から4月19日の期間に行われた術前および入院前PCR検査において、新型コロナウイルス感染症以外の治療を目的とした無症状の患者さんのうち5.97%の陽性者(4人/67人中)が確認されました。これは院外・市中で感染したものと考えられ、地域での感染の状況を反映している可能性があり、感染防止にむけてさらなる策を講じていく必要があると考えております。…」
◆「Our World in Data」による各国100万人あたりの検査実施数グラフ4月21日更新分
(「Our World in Data」はオックスフォード大学によるコロナウィルスの各国データ情報サイト)
オックスフォード大学研究員Max Roser氏(Our World in Data設立者)4月21日tweet参照
◆「コロナパンデミックの原因は「動物の軽視」 霊長類学者グドール氏」
( ※太線はブログ管理者)
「…私たちは自然界の一部であり、自然界に依存しており、それを破壊することは子どもたちから
未来を奪うことに他ならないということに気付かねばならない。
…日々の小さな選択をする時にその選択がもたらす結果を考えるようにすれば、誰でも、毎日、影響を与えることができる。何を食べるか、その食べ物はどこから来たのか、その食べ物は動物を虐待して得られたものか、集約農業によって作られたものか(大抵の場合そうだが)、子どもの奴隷労働で作られたから安いのか、生産過程において環境に悪影響を及ぼしたか、どこから何マイル移動してきたのか、車ではなく徒歩で移動できないか。
それから、貧しいとこういった倫理的な選択ができないため、どうすれば貧困を和らげられるのかも考えてほしい。貧しい人たちは生き延びるために、自分たちにできることをせざるを得ない。どれを買おうかと考える余裕はなく、最も安いものを買うだけだ。食べ物をもっと栽培できる土地を必死に探し、最後の木を切り倒してしまうのだ。
私たちが生活の中でできることは、一人一人少しずつ異なるが、私たち皆が変化を起こすことができる。誰もがだ。」
◆「在日ドイツ大使館、日本の新型コロナ検査数の少なさを懸念」
(ニューズウィーク 4月7日記事)
在日ドイツ大使館が在日の自国民に対し通達:
「…問題の一節は3月24日付の「同胞の手紙」第7号。その中の「日本における感染リスクは真剣に評価することができない。実行された検査数が少ないため、かなりの規模の未報告感染が発生していると考えられる」という部分だ。さらに、検査が重症の人や、感染者との接触が疑われる人に限定されていることも危惧している。さらに、同様の指摘は26日付の第8号でもなされている。…」
◆「在日米大使館、日本の新型コロナ感染急増の可能性巡り注意喚起 4月4日ロイター(記事)
在日米国大使館は3日、日本国内で新型コロナウイルス感染者急増の恐れがあるとし、日本に滞在する米国人に対し即時の帰国を検討、もしくは不確定期間にわたり米国外に滞在する可能性に備えるよう注意を喚起した。
以下はANNによる動画ニュース
「在日米大使館「直ちに帰国準備を」日本の状況を懸念」(ANNニュース4月4日動画)
●「Our World in Data」による各国100万人あたりの検査実施数グラフ(3月14日確認時点:サイト)(「Our World in Data」はオックスフォード大学によるコロナウィルスの各国データ情報サイト)
◇Esteban Ortiz-Ospinas氏(経済学者、「Our World in Data」研究員)3月13日ツイートスレッドから一部訳:
「新型コロナウィルスの検査は非常に重要である。
公式データの中心的なデータベースが存在しないため、Our World in Dataでは報道発表と政府報告を調べて一か所にまとめている。
…PS:日本について、以前の報道発表では検査推定数が21,174となっていた。この矛盾は議論を呼んでいる。Our World in Dataでは2月から3月初めの動向と一致する直近の数字(10,205)で報告している。」
◇同サイト「Why is testing important? (なぜ検査が重要なのか)」から一部訳:
「…検査は新型コロナウィルスの流行の把握、感染者の適期の治療、
ウィルスがどのように進化するかの理解に不可欠であり、流行を
止める対策の実施を確実にするためにも非常に重要。
この最後の点は極めて重要である。検査は感染率を減少できるかどうか
の命運を分ける。感染者が自分が感染していることに気づいていない場合、
自宅にとどまらず他人を感染させる恐れがある。」
以下原文引用:
”Testing is crucial to understand the prevalence of the disease,
to provide timely treatment to those infected, to understand how the disease evolves,
and to ensure that we take measures to stop the disease from spreading.
This last point is very important: Testing is crucial to lower the rate of infection.
When infected people do not know that they are infected, they might not stay
at home and risk infecting others.”
◆アメリカの対策について:
元米国食品医薬品局長官スコット・ゴットリーブ(Scott Gotllieb)氏3月13日ツイート訳:
「今日ホワイトハウスが講じた対策ー検査能力と検査へのアクセスの迅速な強化、
非常事態の宣言、アメリカ国内弱者を守る新たな措置の実施、被害を軽減するための措置によってもっとも甚大な被害を受ける人々に対する支援のサポート、いずれも非常に重要だ。
コロナ対策準備を有意に向上させる。」
◇同氏3月12日ツイートスレッドから一部訳:
「スレッド:アメリカにはコロナウィルスに対する2つの選択肢あるが、見通しは厳しい。
韓国と似たような経路をたどるか、イタリアに近いものとなるかだ。
韓国のような結果を得るチャンスはおそらく逃している。イタリアで今起こっている
痛ましい災難を回避すべく、とりうる手段はすべてとらなければならない。
1.市民に感染者がいるかどうか診断するため、果敢に検査することが始めだ。
まだらな実施状態からもっとも必要とされる場所でできるよう検査能力は
拡大されているものの、現在の検査件数は極めて滞っている状態だ。
検査を受けられない人が依然としてあまりにも多い。
そのためクラスターと、孤立した感染者を突き止めることができない。
ある点でアメリカの命運は、医療機関が検査を迅速に増やし、
国内に医療サービスを提供できるかにかかっている。…
…4.隔離(social separation)は有効だ。
困難な決断を毎日先送りにし、リーダーが正しい行動を命じないことが続けば、
流行の深刻さは増す。
ただちに行動しなければならない。最悪の結果を回避できる時間は限られている。
コロナウィルスは都市に深く根をおろしている。時間切れが迫っている。
我々はコロナウィルスを乗り越えるだろう。終わは来る。困難な2か月になる。
今後起こり得る見通しと深刻度をやわらげるために普段の生活で不要不急なものは
一部あきらめなければならない。我々は共通の利益のためにまとまって行動し、
力をあわせなければならない。」
●ジャーナリストによる報道について:
オックスフォード大学研究員Max Roser氏(Our World in Data設立者)
3月13日ツイートスレッド から一部訳:
「コロナウィルスのパンデミックに対する我々の戦いにおいて、ジャーナリストは非常に重要だ。
現在の感染確定者数が小さかったとしても、急激に拡大すれば大規模な数になる。
これが現在の確定者数を報道するだけでは不十分な理由だ。
どれくらい早く「増加しているか」を報道しなければならない。
2つ目の重要な物差しは「どれだけ多くの人が検査されているか」だ。
@BBCWorld, @guardian, @nytimes, @TheSun 、その他多くの報道局の現在の
報道は正しいやり方ではない。
現在の確定者数にフォーカスすることは、読者に何が起こっているかについて伝えてはいない。
すべてのジャーナリストが間違っているとは言わない。
スペインのel paisは、Kiko Llaneras氏 (@kikollan)が主導し、 非常に堅実で有益な仕事をしている。…」
●韓国の検査対策について:
オックスフォード大学研究員Max Roser氏(Our World in Data設立者)ツイート(3月12日)訳:
「韓国の例はコロナウィルスに勝つことができることを示している。
「検査」が韓国の成功の大きな理由である。
1日あたりの新規感染確定者数は12日前にピークを迎え、以後
減少している。」
●市中病院で経験した、人工呼吸器装着が必要であった重症COVID-19肺炎の感染対策、
治療について~相模原中央病院の症例(一般社団法人日本感染症学会ウェブサイト 3月11日付け症例報告から)
疾患そのものの病態や治療方法も不明であった時期に、感染と隣り合わせの中、手探りで治療に尽力された医療従事者の方々、治療を支えた病院関係者の方々に深くお礼を申し上げます。(ブログ掲載者)
●「小中高校も平常通り…台湾が新型コロナ感染拡大を食い止められているのはなぜか」
(毎日新聞3月11日記事)
●「新型コロナウイルス感染拡大にも慌てないフランスの手腕」
(ニューズウィーク日本版3月9日記事:ジャーナリスト広岡裕児氏執筆)
「…落ち着いているのは、医療体制が整っているからでもある。感染者数が増えたのは、きちんと検査が行われていることの裏返しだ。学校などで感染者が出ると、生徒や教員など関係者全員検査が行われる。職場の労働医や町医者が感染の疑いを持つと、すぐ検査を受けさせる。もちろん無料である。
付随する措置についても省庁横断的に対策が取られている。新型肺炎情報そのものは保健連帯省が発表するが、交通、教育、労働、財務など分野ごとにそれぞれの担当大臣が記者会見、説明する。
経済的社会的影響も早くから考慮されていた。…」
●参院予算委公聴会 新型ウイルスへの対応で有識者2人が意見 (3月10日NHKニュース)
専門家会議副座長・地域医療機能推進機構理事長の尾身茂氏 「人的・財政的な支援を講じるべき」
医療ガバナンス研究所理事長・上昌広氏 「検査体制の拡充を」
●同公聴会審議中継録画(参議院インターネット審議中継3月10日)
●国会でコロナの今後と安倍首相「休校」の是非を聞かれた専門家2人の立場と葛藤
尾身氏×上氏の濃密2時間 (ヤフーニュース3月11日)
(以下同記事から引用)
尾身氏
「(感染症対策は)なるべく合理的に科学的にやるんですけれど、感染の広がりをすべて知っているのは神様だけ。我々は表面に出ているものを見て判断しているということ。やや多めにやっても少なめにやっても必ず批判されるんです。ただ歴史の判断はその時は批判されるけど多めにやった方がいい。危機管理の要諦なのでそのことは申し上げたい。」
上氏
「(大事なのは)事実に基づいて正確な情報を国民に伝えること。いけないことは、データに基づかず恣意的な解釈をして、一定程度の効果があった、これをしなければしょうがなかった(と言うこと)。」
「私の所に海外のメディアがたくさんやってきます。なんで皆さんいらっしゃるんですかと聞くと、独自の意見を言う研究者・医者はほとんどこの国にいないんですと。科学者はノーベル賞学者だろうが大学院生だろうが対等なんです。どの意見が正しいかどうかわからない。私が言っていることが間違っていることも十分ありうる。議論を積み上げてやがてコンセンサスになるんです。」
●各国の人口100万人あたりのPCR検査実施数(上昌広氏3月9日twitter投稿)
●政府専門家会議の見解全文(日本経済新聞2月24日記事)から一部引用:
「症状のない人も、それぞれが一日の行動パターンを見直し、対面で人と人との距離が近い接触(互いに手を伸ばしたら届く距離)が、会話などで一定時間以上続き、多くの人々との間で交わされるような環境に行くことをできる限り、回避して下さい。症状がなくても感染している可能性がありますが、心配だからといって、すぐに医療機関を受診しないで下さい。医療従事者や患者に感染を拡大させないよう、また医療機関に過重な負担とならないよう、ご留意ください。
教育機関、企業など事業者の皆様も、感染の急速な拡大を防ぐために大切な役割を担っています。それぞれの活動の特徴を踏まえ、集会や行事の開催方法の変更、移動方法の分散、リモートワーク、オンライン会議などのできうる限りの工夫を講じるなど、協力してください。」
●東北大学大学院医学系研究科 微生物学分野 押谷仁教授(専門家会議メンバー)の見解:
・専門家会議メンバーが明かす、新型コロナの「正体」と今後のシナリオ(2月26日ヤフーニュース)
◇医師の警告…新型コロナ「軽症・無症状でうつす人」が増加の危険性
今後は「感染を拡げない努力」が必要だ~(現代ビジネス2月25日記事)
【以下東北大学大学院医学系研究科・医学部ホームページ記載:押谷仁教授執筆記事】
◇新型コロナウイルスに我々はどう対峙すべきなのか(No.4)~想像する力を武器に(2月22日記事)
「…個人がこのウイルスとの闘いに確実に貢献できることがある。それは、ウイルスに感染した、もしくは感染したかもしれない人が最大限の努力をして他の人に感染させないようにすることである。
… これまでのデータから軽い症状しかない人でも他の人に感染させる可能性が十分考えられる。普通のインフルエンザではたいていの人は療養のために会社や学校を休んでいる。しかし、このウイルスでは、療養のためではなく風邪程度の症状であっても他の人に感染させないために自宅にとどまることが絶対に必要である。症状の軽い人にはインターネットなどを使って仕事・勉強などができる環境を整備することも早急に行っていただきたい。…」
◇新型コロナウイルスに我々はどう対峙すべきなのか(No.3)
新たなフェーズに入った日本での対応はどうあるべきなのか(2月15日記事)
「見つかった感染者のプライバシーを侵害するような報道をしたり、風評被害を心配したりしている余裕は我々にはない。メディアはクルーズ船の報道ばかりをして全体像を見てこなかった過ちを繰り返すべきではない。見つかった感染者の周りには数十人からもしかすると数百人の感染者がいるかもしれない。見えてきている感染連鎖はまだほんの一部である可能性もある。今見えてきていることは日本のどこでも起こることであり、おそらく日本の多くの場所でもうすでに起きていることである。…」
◇新型コロナウイルスに我々はどう対峙したらいいのか(No.2)(2月12日記事)
「…しかし、この新型コロナウイルスはまったく違う。重症化する人の割合は低いが、重症化した人ではウイルスそのものが肺の中で増えるウイルス性肺炎を起こす。重症のウイルス性肺炎は治療が困難で、日本でも救命できない例が出てくる可能性は十分に考えられる。寝たきりの高齢者などにとってもこのウイルスはもちろん危険なウイルスであるが、中国では50-60代の人も多く亡くなっており、30-40代の人の死亡も報告されている。多くの人にとっては、季節性インフルエンザと同じ程度の病気しか起こさないウイルスだからといって、決して侮ってはいけないウイルスである。…」
●藤田康介医師 上海在住中国伝統医学医師 ツイッター
「第一線の華山医院感染科張文宏主任の上海市民へ一言。
「マスクや防護服より、一人一人が医師と一緒に戦っている」という意識。
則ち「外出しない、集まらない」勇気。
初期症状が軽かったり無症状の感染症対策ポイント。「感染させない人」になること。 」
●新型肺炎「万単位の感染者が街を歩いている可能性も」と医師
(2月24日ヤフーニュース)
●新型肺炎「日本で急拡大の瀬戸際」 米衛生当局の元長官
(日本経済新聞 2月19日記事)
「米食品医薬品局(FDA)の元長官のスコット・ゴットリーブ氏は18日、新型肺炎について
日本は感染急拡大の瀬戸際にあり、大規模流行へと発展するかもしれない」と述べた。」
その他国内外の動き
●「世界各地で最大2億5000万人が飢える恐れ 国連が警告」
(BBCニュースジャパン4月22日ニュース)
「国連は21日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)により、世界各地で「大規模な」飢きんが発生する可能性があると警告した。世界食糧計画(WFP)のデイヴィッド・ビーズリー局長は、大災害を回避するために喫緊の対策を講じる必要があると指摘。…
最も影響を受けるのは紛争や経済危機、気候変動の影響を受けている国々…」
●オックスフォード大学で化石燃料への投資を禁止する決議案を採択
(「 Oxford University passes resolution banning investment in fossil fuels」
オックスフォード大学ウェブサイト4月20日記事)
家での学習サポート(子供)
●おうちで学ぼう! NHK for school(NHKウェブサイト)
家庭での学びを応援するNHKのサイト。おすすめの番組や動画などの紹介がある。
自身も被爆しながら被爆者治療にあたった肥田舜太郎医師の助言
肥田医師はすでにお亡くなりになっており、
コロナウィルスと直接の関係もありませんが、
肥田医師の言葉は今を生きる私たちにも大きな助言となると信じます。
以下に「マガジン9」から一部を引用させていただきます。
素晴らしい記事なので、是非リンク先で全文をお読みいただきたく存じます。
”マガジン9インタビュー 「この人に聞きたい」 肥田舜太郎さん
「内部被爆を乗り越えて生きるために」”
(2012年4月25日記事:全文はこちらで)
「…みんなができないことは、私は言いたくはないのです。でもそこで
「じゃ、肥田先生はどうしたらいいと思いますか?」と聞かれた時、果たして
なんて答えたらいいのだろうかと、ずいぶんと悩みました。
…本人が自分の命を引き延ばすという覚悟を持って、そういう生き方をしないとダメだよ、
とまずは言いました。
…被爆者を長生きさせる運動を「生活改善」を説きながら行ってきたのです。
それを思い出したら、今、被曝した人間が子どもも含めて、自分の意志でやれることは、
これしかないと思ったのです。実際、私の長年の経験に基づいてやってきたことです。
私自身もそうですが、被爆者という悪条件のもと96歳まで生きてきましたし、
広島の被爆者も70~80歳まで生きのびて、今も元気な方はたくさんいらっしゃいます。
ヒバクしたからといって、みんなが病気になって早死にするわけではありません。
…放射線による影響を受けながらも、病気を発症させなければいいのです。
自己免疫力を上げて病気にしなければいいのです。本人が努力をすることでできることなのです。
※「3・11以降を生きるための7箇条」(*)…
…これから広島、長崎で起こったことと同じことが起こるかもしれない。
しかし何が起こっても驚いたり慌てたりしてはいけません。
あなたや子どもの健康を守れるのは、あなた自身しかいません。
医者だってあてにはなりません。
世界中探しても、あなたの細胞はあなただけしか持っていないものです。
大事なかけがえのない命なのだから、他人任せにはしない。
一番大事なことは、自分自身の価値に目覚めること。
強い意志を持って乗り越えてください。そのように話しています。 …」

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