こんにちは! わさびなです。
3月13日にミニトマト(チャドウィックチェリートマトとサンマルツァーノ)とナス
の育苗をはじめました(こちらがその様子です)。
いずれも自家採取した種です。
湯たんぽのお湯を朝晩と変えて4日後。
3月17日、サンマルツァーノの発芽を確認しました♪
実のところ、おそらく1本は前日に発芽していたようで、気づくのが遅れて
芽が折れてしまっていました。太くてしっかりとした芽だったので
とても残念。
昨年育苗したミニトマトはチャドウィックチェリートマトのみ。サンマルツァーノ
はしなかったのですが(畑ではこぼれ種から育っていましたが)、
サンマルツァーノはチャドウィックチェリートマトよりも発芽が早かったんだなあ。
ミニトマトの類は例年発芽にあまり時間がかからないとわかっていたのですが、
確認をおこたってしまいました。
種をまいて2日もしたら、湯たんぽのお湯を変えるときにちょくちょく見ておかないと
いけませんね。
芽が出たら、新聞紙をはずして日中は窓際において太陽の光をあてます。
すると、どんどん葉や茎の色が変わっていくんですよ♪
いつみてもその生命力あふれる姿に「うわぁ~!」と嬉しくなってしまいます。
以下、発芽の様子と、発芽してからのお世話についてご紹介します。
芽の変化
サンマルツァーノの芽3本の写真を紹介します。
こんな具合で変化していきます。
※ひょろっと細長い植物は雑草の芽。畑の土なので入ってしまうんですよね。
今年は育苗前に土をしばらくブルーシートの上に広げて虫対策をしてみました
がどうなるでしょうか。
ひとつめ。
3月17日の午前中。
3月17日午後(午前と逆向きになってしまいました)。
3月18日。しっかりと頭をもたげてきました。
2つめ。
気づいたのが遅くて、新聞紙をはずしたら、
すでに茎がひょろっと徒長気味になっていました。
3月17日午前中。
3月17日午後。
すごい勢いで変化しています。
3月18日午前。
葉がしっかり緑になりました。
茎の色もさらに紫が濃くなっています。
3つめ。
3月17日午前。
先ほど紹介した折れてしまった芽。
結構しっかりした芽なんですが、この芽の葉の
先端のところに小さくもう1つ芽が出ています
(気づかず2つ種をまいてしまったのかも^_^;)
3月17日午後。
ちょっと見づらいですが、葉が出てきて、薄緑に
なっています。
3月18日。
葉の緑、茎の紫色が濃くなってきました。
中には頭が土から出てこなかったり、種皮がはずれなかったりするものも
出てくるので、そうした芽は選びません(何だか一生懸命芽を出そうとして
いるのを見るとどうしようかと思ってしまい、小さな芽は畑に行くときに
もどしてくることが多いです)。
芽が出た後の世話~即席豆腐パックトレーケース
芽が出てきたら、湯たんぽから外します。
日中は窓際におき、夜は窓際から離しておくようにします。
家の中育苗で注意していること
ここで注意しているのは、
1.水をやりすぎないこと
若干乾き気味くらいがちょうどいいと思ってます。
水をやるときはなるべく午前中10時くらいまでにすませる(土が
冷たくなりすぎないように)
2.夜や、寒暖差の激しい時期なので寒い時に苗が冷えすぎないように
すること
私はプラスチックかごとビニールを組み合わせた育苗トレーケースを
使っています(ビニール多用しているので、今後考えないとあかん…)
以下に育苗トレーケースをご紹介しますね♪
苗の温度管理に簡単に用意できる育苗トレーケース
夜の冷気で苗が寒くなりすぎないように、私はホームセンターで
不要になった苗ポット用のプラスチックかごをもらってきて
(お持ち帰り自由になっていた)、ビニールをかけて保温できる
豆腐パックトレーケースを用意します。
こんな具合で用意しています。
①プラスチックかご。2つ重ねます。
(中に入っている白いものは、こわれた洗濯ピンチからはずした金属です。
プラスチックかごの屋根にみたてて、夜ビニールをかけるときの支えに使います。)
②大きなビニール袋を用意して、このプラスチックかごを入れます。
それから豆腐パックトレーを置いて、昼間は窓際の太陽のあたるところに
置いておきます。
③夜は、さらに別の大きなビニール袋(私は古くて効きが悪くなった布団
圧縮袋を使っています)に、②のトレーをビニール袋ごと入れます。
④金属をアーチに見立ててかごにとりつけます。
このアーチの上にビニールをかければ、ビニールがたわんで苗をおらずに
すみます。(針金や不要になったハンガーなどで代用できます)
⑤ちょっと雑になってますが(^_^;)、夜はこのようにビニールを
屋ねの上にかけて冷気が入らないようにします。
窓際からなるべく離しておくようにすると良いです。
あまり寒い時は、この上に軽めの布(軽いひざかけなど)を
かけることもあります。
豆腐パックトレーから出すタイミング
苗は本葉が生えてきたらそれぞれ苗ポットに移します。
参考文献
忘れてならないこの参考文献。
すごい参考にしています。
野口さん、関野さん、鎗森社さん、ありがとうございます!
「固定種野菜の種と育て方」
著者: 野口勲, 関野幸生、出版:創森社
まとめ
以上大ざっぱなやり方なんですが、いろいろ失敗はありつつも、
4年前くらいからこれで何とか育苗しています。
温度管理も温度計はつかっていませんが、生活空間の温度変化内なら
何とかなるようです。
というか、種も私の大ざっぱなやり方で鍛えられているのかもしれません。
育苗がはじまると、毎日湯たんぽのお湯を変えたり、発芽をチェックしたり、
発芽しているものは湯たんぽから外して太陽にあてたり、次に育苗する野菜の種を
忘れずに豆腐パックにまいたりと、忙しくなってきます。
家の中の限られたスペースで育苗するので、場所が広がって生活スペースに
支障がないように移し替えるなど、こまごまとした作業が多くなります。
これが積み重なると結構な手間と時間になるんですよね^_^;。
いやほんと、時間術研究してます。ハイ。
毎年続けようかなあどうしようかなあと思うのですが、小さな芽が出てきて一生懸命
育っていく姿をみるとただただ感動です。アルファベットの「Y(ワイ)!!」の形が
なんとも言えないんです!!!!
多分、ずっと見ていても飽きません。
夜中起きたときに何度ものぞいたこともあり!(^^)!
頭を回転させるような感じで上に伸びていく様子がわかるんです。
ほーんとに不思議で、美しくて、すごいなあと思います。
小さな芽ですが、すごいパワー。何だか元気をもらいます。
がんばれ~サンマルツァーノ!!
ここまで読んでくれてありがとうー!!