きゅうりの定植【無農薬・無肥料・草生栽培で家庭菜園の野菜づくり】

夏野菜の種まき・定植

こんにちは! わさびなです。

5月も下旬になりました。

少し前にきゅうりの定植をしてきました。
全部で5、6本植えられればと思っていますが、
これは4本目です。

家の中で育苗しているのですが、
育苗スペースの関係もあって苗のでき上がる時期が
少しずつずれています。

無肥料でのポイントはとにかく
「根はり」
が良くなるようにすることと知って試行錯誤を続けています。

今日はきゅうり(四葉きゅうり)の定植をご紹介します!

 

たくさん収穫できるといいなあ。
それでもって雨が適度に降ってくれるといいなあ(*^^*)

では定植レポートいきます♪

 

定植の準備

定植の場所決め

きゅうりはかなり大きく成長する野菜です。
支柱もしっかり立てることが必要になるので、
ある程度広さがある場所がおすすめです。

私が今回定植する畝は、幅が120cmくらいあります。
株間(植えつける苗と苗の間)は同じく120㎝くらいにします。

私は今他の野菜が植わっている所(もうすぐ終わりになるもの)
に植えつけてはいるのですが、

●日当たりの良さ
●風通しの良さ

は注意しています。

 

どの程度成長したら定植するか

私は、本葉が1、2枚になったら定植しています。

無肥料で栽培しているので、
野菜が根を十分のばして自分で栄養をとれるように
してあげることが大切になってきます。

「根回し」大事です!

なので、ポットの中で根が巻かない間に定植することが
大切です。

自作した苗ではなかったのですが、
以前根が巻いてしまっていた苗を植えつけた時は(確かナスでした)
大きく育ちませんでした(何か他にも問題があったのかもしれないのですが)。

 

 

真ん中あたり、白い根が少し見えるでしょうか。
まだ余裕がある段階なのですが、
十分暖かくなって外の方がよく育ちそうなので定植しました。

 

 

こちらは2枚目の本葉が大きくなってきたきゅうりのポットです。
底から根が出ています。
こうなったら早く定植した方がよいと判断します。

 

 

 

 

ちなみにこちらは同じウリ科のかぼちゃ。
本葉が1枚の時に植えたものです(一緒に植えたのはネギ)。

 

 

 

定植前のポットへの水やり

定植前にポットごと水の入ったバケツにつけて湿らすと良いと聞き、
何度かチャレンジしてみたのですが、
土が湿りすぎて定植時に土が崩れて根っこも崩れてしまうことが
多発してしまいました。

そこで、
前日、定植時に若干土が乾き気味になる程度に水をやる

ことにしました。

 

後は定植時に、植穴に水を入れてしみこませてから
植えつけます。

 

家での育苗の様子

育苗の様子をしっかりブログに載せようと思っているうちに、
定植する時期になってしまいました(^^;

きゅうりの写真ではないのですが、
少しだけ育苗の様子を下に載せます。

 

育苗は豆腐パックをつかってしています
(下はミニトマトの芽です)。

(豆腐パックなどについて記事を書きましたので興味があればぜひご覧になってくださいね♪:
豆腐パックで育苗トレーづくり(こちら
●家の中で湯たんぽ育苗:ミニトマトとナスの種を豆腐パックにまきました(こちら
●家の中で湯たんぽ育苗:トマト栽培品種えらび 今年は新しい品種の種もまいてみます
こちら))

 

本葉が出たら(これはトマトの例です:ギザギザがある葉が本葉です)
黒ポットに移します。

 

家の中の置き場が限られるので、
黒ポットは直径9cmのものを使っています。
(できることなら苗用の部屋が1つほしいくらいです…(*‘∀‘))

 

ちなみに下はピーマンが発芽した様子。

 

この「Y(ワイ)!」の姿がほんとうに楽しいんですよねえ。
いつ見ても元気いっぱい!で見飽きないです(*^▽^*)

 

定植の仕方

1.定植場所の草を根から刈り取ります。
直径20cmくらい刈りました。

 

 

2.ポットの深さより少し深めに土を掘ります。

3.水を植穴にしみこませます。

 

 

4.水が浸み込んだら、
ポットから苗を出して植穴に入れます。

 

5.土をかぶせます。
私は苗の土の上にも少し土をかけています。

6.草をかぶせます。

 

 

育苗の土は畑の土だけで、種は自分で採ったものです。
市販の苗と比べるととっても小さいです♪

 

鎌の使い方

そんなこたぁ知ってるわ!!
という方が多いかと思うのですが、
何を隠そうはじめは全く何にも知らなかった私。

はじめは草を鎌で半ばなでながら、
「いやあ草って刈れないなあ」
と思っていました(どうりで草が刈れなかったはずだ…(^^;)

 

もしかしたら家庭菜園初めての方が見てくださっているかも!
と思い、写真を少し載せてみました。

 

こんな感じで土の中に鎌を入れて、草の根っこを外していきます。

 

 

たくさん根が出てきます。

 

 

ちなみにこれはヨモギの根です。
長い長い根っこを張り巡らせています。
ヨモギは身体に良いといいますが、生命力のかたまりのような根っこを
見るとうなずけます。

 

 

きゅうりのコンパニオンプランツ

小ネギ

ネギときゅうりを一緒に植えるときゅうりの病気予防に良いとよく聞いて、
それから一緒に育てています。

今回は植穴に一緒に入れました。

 

収穫はたくさん採れるとはまだまだ言えないのですが、
思えば病気らしい病気の記憶はないので、効いているのかもしれません。

 

ニンニク

きゅうりは、ニンニクと一部ハクサイを植えた畝に
植えました。

 

草だらけで見づらいかもしれません(^^;。

 

真ん中にニンニク、
手前に種採りをしようと待っている白菜です。
白菜は不織布をかぶせていたので形がちょっといびつです。

 

ニンニクも病害虫予防に効く、きゅうりと相性の良い
コンパニオンプランツと言われています。

それが効いているのか?、
きゅうりやカボチャなどによく来るウリハムシに
今のところ全然やられていません。

 

 

場所が限られていて1つの野菜専用の畝を用意できないことが多く、
何かが植わっている所に何かを植えることが多いです。

できるだけ一緒に植えても大丈夫そうな場所を探していきます。

今回のきゅうりもその1つ。
はじめからコンパニオンプランツにしようと思っていたわけでは
ないのですが、この場所が一番水やりや広さ的に良さそうでした
(きゅうりは水がどうしても必要なので水やりがしやすい場所
にします。黒マルチを使えば少し省力化できるかもしれません)。

 

3週間ほど前はこんな感じでした。

 

ニンニクの芽の季節でした(*^▽^*)
うっそうとした草をある程度刈って定植です。

上手くいくかな?

続けて観察していきます。

その後の成長(7月)

こちらにその後のきゅうりの成長の様子も書いていますので、
よかったらご覧くださいね(*^^*)

●夏野菜の成長の様子~7月(トマト、ナス、きゅうり、オクラ、ササゲなど:定植から2~2か月半):無肥料・不耕起・草生栽培の家庭菜園(こちら

参考にしている本

何もわからない状態での育苗や定植でしたが、
以下の本がとても参考になりました♪
今でもとても頼りにしています。

「固定種野菜の種と育て方」
著者: 野口勲, 関野幸生、出版:創森社

まとめ

とにかく、

「根っこ」

です!

よく言われますが、
見えないけれどとても大事なんですね。

根っこのびのびできるようにして行こうぜ!
ということで、きゅうり定植レポートでした(*^▽^*)

 

ここまで読んでくれてありがとう!!

 

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