圧力なべをつかって味噌づくり~少量からはじめて今年は4.5キロで作ってみました:美容に健康に♪【電子レンジ・炊飯器をつかわない日々のおかずやお菓子など】

健康

こんにちは!わさびなです。

少し前にみそを作りました♪

 

今年で4年目なのですが、はじめての時は
「正直みそ作りか~ ちょっと(いやかなり)大変そう」
と思ったのですが、これが本当においしかった。

自分で作ったみそではじめて飲んだお味噌汁、本当に美味しくて感動でした。
五臓六腑にしみわたるとはまさにこのこと。

 

お味噌汁はもちろん、かぶおぶしやねぎを少し混ぜておにぎりの具に、味噌ラーメンに、
料理の味付けに、とっても重宝しますよ♪
(もちろん、市販のおみそもありがたく頂いてます!)

 

1回作ってしまえば要領がつかめます。
分量を少なくすれば(私ははじめ大豆1.5キログラムの分量で作りました)
大分楽になります。

 

カビ対策には寒いうちに仕込んでおくといいそう♪

みそは医者いらずなんて言葉もあるそうです。
美容に健康に、よかったらみ試してみてくださいね~(*^▽^*)

 

材料

①大豆        4.5kg
②米こうじ&麦こうじ 合計4.5kg  (いつもは米こうじだけで作っています)
③塩         2.25kg


●大豆:こうじ:塩の比
2:2:1になるようにつくっています。

【大豆1kgだったら】
大豆1kg、こうじ1kg、塩500g

【大豆1.5kgだったら】
大豆1.5kg、こうじ1.5kg、塩750g

●こうじは、これまで米こうじのみで作っていたのですが、麦も入れてみたいと思って
ブレンドしてみました。

使う道具など

①大きめのなべ(大豆を水につける)
②ザル(水切り用)
③圧力なべ
④4.5リットルのビニール袋2枚(大豆とこうじの取り置き用)
・材料を置く広い場所がある場合は不要。
・材料の分量が少なければ大きめのなべでも可⑤ボール・すりこぎ・さらしの袋(豆をつぶすため)
フードプロセッサーで代用可⑥大きめのバッグと90リットルのビニール袋(みそ種に混ぜ合わせるため
・材料の分量が少なければ大きめのなべでも可

⑦味噌をいれる容器
・大豆4.5kgの分量でつくった今回⇒容器2つ使用(7.2L と3.6Lのもの)
・大豆3㎏の分量でつくったとき⇒7.2Lの容器使用
・大豆1.5㎏の分量でつくったとき⇒3.6Lの容器使用⑧アルコール/焼酎と紙ナプキン(容器をふく)
⑨ラップまたは和紙(みそ種の表面を覆う
(後日談:和紙で試してみた所、私のやり方が良くなかったのか結構カビがでました。
また工夫してみたいと思います)
⑩おもし(みそ種の上に置く)
⑪新聞紙とひも(蓋の上を覆う)

 

 以下使う順に紹介します。

●ちなみに、去年までは3キログラム以上作ったことがなかったので、
④と⑥は大きめのなべや容器で足りました。
⑦の容器はつぼ1つで(7.2リットル用)足りました。

●1.5キログラムで作った時は、3.6リットルの壺を使いました。

 

①大きめのなべ(大豆を水につける)

②ザル(水切り用)

③圧力なべ

④4.5リットルのビニール袋2枚(それぞれ、こうじと塩をまぜる、つぶした豆を入れる用で)
※分量が少なければ大きめのなべで足りますよ♪

 

⑤ボール・すりこぎ・さらしの袋(豆をつぶすため)
私は作り始めた時にボールやすりこぎなどをつかって作っていたので、今も
そのやり方でやっていますが、フードプロセッサーを使えば簡単です♪
自分のやり方も以下にご紹介しておきます~


【ボール・すりこぎについて】
豆をつぶす用です。

【さらしの袋】
豆の粒が残っても味噌は作れるので、絶対に必要なものではないです♪
私は残った豆のつぶをつぶす時に使いました。袋に入れてその上をすりこぎなどで
転がしました。
80センチメートル位の長さに切って、2つ折りにして両脇を縫ったもの:
しっかりしたビニール袋でも代用できると思います。
下の写真は使っている最中の袋。)

 

⑥大きめのバッグと90リットルのビニール袋
これまた、分量が少なければ大きめの鍋、容器などで足りると思います♪
今回は分量が多く、大豆と麹をまぜあわせる広い場所がなくて、プラスチックの適当な
やわらかいバッグにビニール袋を入れて、そこで混ぜ合わせてみました。)

⑦味噌をいれる容器
(量が多かったので、久松の常滑焼の壺とホーローの容器の2つを使いました)

上はメーカー久松の壺です。
常滑焼の壺は、温度変化が少なく環境ホルモンが出ないということで使っています。
でも購入後、メーカーの久松が廃業してしまって残念!!
どこかにまだ在庫があれば手に入るかもしれません。

 

⑧アルコール/焼酎と紙ナプキン
(容器をふくのに使います)

 

⑨ラップまたは和紙(みそ種の表面を覆うのに使いました)
カビが出るのが気になって、去年までラップを使っておおっていました。
ラップが破けてみそに入りそうと家族から言われて、和紙を使ってみることにしました。

この点は安全性と経済面で、来年どうするかまた検討しようと思います。

※ 冬に壺を開けてみたところ、
和紙の縁にかなりのカビが出ました。
和紙の敷き方が悪かったのかな??
今回試したところでは、カビの面ではラップの方が出ませんでした。
次はどのような方法にするか今後の課題です。

 

こんな方法も!!】
久松の壺を買った時についていた手作り味噌のつくり方の紙には、
(みそ種の上に)残した塩200グラムを、特にふち部分に重点的に置いて、
重石をのせてからフタをする
という方法が載っていました。

試したことはまだないのですが、今度やってみようと思います。
よかったら参考にしてくださいね♪

⑩おもし(みそ種の上に置く)
おもしが小さくて心もとないので、私は普段は皿の上におもしを置いています。
今回はみそを入れすぎていつものおもしが使えず(^^;、皿の上におもし代わりに
なるものを応急手当でのせました。

⑪新聞紙とひも(蓋の上を覆う)

下準備①~2日前に~重要です!!

大豆を2晩たっぷりの水につけます。
1晩だけだと、煮ても大豆が楽につぶせるくらいになかなかなりません。

1晩つけると水が大分少なくなるので、水を足してもう1日つけておきます。

2晩たつと、アクが上がってきます(写真下)。

下準備②~当日

①アルコールまたは焼酎
②布または紙ナプキン

を用意して、布や紙ナプキンにたっぷりとアルコール/焼酎をふくませ、
容器とフタ、みそ種にのせる皿とおもしをふいておきます。

 

作り方

①水につけておいた大豆は洗ってザルにあける(アクを流す)。

②圧力なべに入れる水を、沸かしておく。

時間短縮のためなので、大豆の量が少なければしなくても大丈夫だと思います。
―今回大豆の量がかなり多くて、煮るのにとても時間がかかりました。
途中から湯に沸かしていれたところ、かなり時間短縮できました♪

③圧力なべに大豆と沸かした湯を入れてフタをし、おもりは高圧にセット、火にかける。
注意:圧力なべに入れる豆の分量は、あらかじめ説明書で確認しておきましょう。

④なべで大豆を煮ている間に、コウジをほぐす。
かたまっているコウジを、

バラバラにほぐします。

 

⑤ほぐしたコウジを分量の塩とよく混ぜ合わせる。
量が多くて余裕のある入れ物がなく、45リットルのビニール袋を使って、その中で混ぜ合わせました。

 

⑥大豆を圧力なべから取り出す:
圧力なべのおもりが大きく揺れたら火を小さくして1分待ってから火を止める。
圧力メモリを確認して圧力が十分下がったらフタを開ける。
(お使いのなべだと目安が異なるかもしれません。確認してくださいね♪)

(今回は豆の量がとても多く、なべの中の圧が自然に下がるのを待っているととても1日で
終わらないとわかり、ハシを使っておもりを傾けて少しずつなべの中の蒸気を逃がしてみました。
それでも大豆はやわらかく煮えていたので、今回私はこの方法で大豆を煮ました。)

 

 

⑦大豆は、ゆで汁を少し残しておいて(こうじと混ぜ合わせた時に必要であれば少し足す)、
ザルで湯をきってボールにうつす

⑧うつした大豆はすりこぎでついてつぶしていく。
大豆がやわらかく煮えていれば、結構楽につぶれますよ♪

 

⑨残った大豆の粒をつぶすためにさらしの袋に少しずつ入れて、すりこぎや空き瓶
などを上から転がしてつぶしていく。

 

 

⑩つぶした大豆は45リットルのビニール袋にとりおいておく。
(麹菌は60℃以上になると死んでしまうという話を聞いたことがあります。
十分冷ますためにも、つぶした豆をすぐにこうじと一緒にはしないでおきます)。

 

⑪ ⑦~⑩の工程を大豆がなくなるまで繰り返す。
(今回私は7~8回ほど繰り返しました。長かった…^_^;)

 

⑫大豆を全部つぶしたら、塩とまぜあわせたコウジと一緒にまぜていく。
均一にまざるようによくまぜ合わせる。
(今回は分量が多くて、作業できる広い場所がなかったので
大きなカバンの中に90リットルのビニール袋を入れて、その中に塩&こうじと、
つぶした大豆をいれてまぜました。)

 

 

 

⑬まぜあわせたみそ種をボール状にして、壺の中に投げ入れていく(空気を抜くため)。

 

 

⑭みそ種が入ったら、手で表面を平にならす。

 

 

⑮布/紙ナプキンにアルコール/焼酎をたっぷりなじませ、壺の内側・口をよくふいておく
(カビ対策)。

 

 

⑯表面をおおうためのラップまたは和紙(水で濡らして絞り、やぶれないようにひろげたもの)を
広げ、みそ種の中心から手でおさえて空気が入らないようにみそ種の表面に密着させていく。
ふちの部分も丁寧におさえる。

(実のところ和紙をちょっと破ってしまって二重になってます(*^▽^*))

 

 

⑰皿、その上におもしを置き、フタをする。

 

 

⑱フタの上から新聞紙をかけてヒモで結び、冷暗所におく。
(我が家ではそれに一番近い場所として、廊下に置いてます。
存在感大ありです(*”▽”)

今回、量が多すぎてホーローの入れ物も使って二つになりました!
家族にも手伝ってもらいました。たくさんつくれてよかった!(^^)!

 

 

半年くらいから食べられると聞いています。
私は大体11月の終わりから12月になったら食べはじめていました。

2年置いてから食べたこともありますが、熟成が進んで美味しかった…。
置く場所があればもっとたくさん作りたいところです♪

 

 

まとめ

はじめて4.5キログラム作ってみました。
水につけてみたら大豆が思ったりよりも多い!!と、いろいろあたふたしましたが(^O^)
家族にも手伝ってもらって何とか作りおえることができました。

 

昔は圧力なべもなかったと考えると、すごすぎる、昔の人。

 

みそを作っておくと、何か安心感があります。
「いや、家、みそあるんで」的な安心感とでもいいましょうか
(そのフレーズ一体いつ言うのか?)。

本当に美味しくて、一度作ってからは毎年作っています。

よかったら試してみてくださいねー(*^▽^*)!

 

ここまで読んでくれてありがとうー!!

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