こんにちは! わさびなです。
いもづくしの秋ですが、
今日はさつまいもについての絵本をご紹介します。
大人が絵本?と思われるかもしれませんが、
絵本はわかりやすい・読みやすい、
とても勉強になりますよ!
子育てを通して絵本や児童書をたくさん読むようになりましたが、
こどもがわかるように書かれているため、
難しい内容でもわかやすく読みやすいことが多いと感じています。
今回の「さつまいも」絵本、私は「知らなかった!」連発でした。
野菜づくりにとても役立つ内容です。
「サツマイモの絵本」
今回ご紹介するのは、
そだてて あそぼう[3]
サツマイモの絵本
編 武田英之
絵 仁科幸子
発行 農山漁村文化協会
全36ページ
定価1,330円
です。
家庭菜園初心者に:さつまいもについて知るのにピッタリ
内容の一部をご紹介すると、
- 葉のつき方
- 根の種類
- サツマイモの種類
- 栽培ごよみ
- 苗づくり
- ふくろ栽培など変わった栽培方法について 他
巻末にはボカシ肥やウネのつくり方まで書いてあります。
無肥料不耕起で、というと本とは違うやり方になるかと思いますが、
初心者がサツマイモについて知識を深めるのに役立つ内容だと思います。
36ページと、とっつきやすいページ数かつ充実の内容です。
サツマイモの葉は角度をたえず変えながら光をキャッチしているというところや、
葉のつき方の説明には目からウロコ、
「おーっ!」とか「うわーっ」とか思いながら読んでいました
(無類の野菜好きだからでしょうか)。
子育てに:自然学習、食育にも(小学校~)
他にもこんな内容が載ってます。
- サツマイモが食べられてきた歴史的背景
- サツマイモで実験
- スイートポテトやサツマイモのでんぷんを使ったレシピ
お家でサツマイモを食べたり、学校などで芋ほりをした後に読めば、
興味がわきやすいかも。
自分で栽培や料理など「やってみたい!」というお子さんもいるかもしれません。
サツマイモを掘ったとき、
ついていた葉と茎です。
秋はお店にもサツマイモがならんで、
お家でも食べる機会の多い季節ですよね。
幼稚園や保育園、小学校などで芋ほりの機会もあるかもしれません。
実物を見て時間をおかずに絵本を読むと、
こどもは結構熱心に聞いてくれると子供を育てながら感じています。
サツマイモの絵本を読んですぐに何かができたり、
変わったりということはないと思うのですが、
いろいろなことを「おもしろいな」とか、
「たのしい!」と思うことが心の奥底に積まれていって、
時間をかけてこどもの心の中で何かに変わり、
方向性ができていくのではないかと思っています。
そして、それはこどもだけではなく、
大人になっても続いていると、
私は思っています。
秋の雨でうるおったサツマイモ(草の中で育てています)。
つるをぐんぐん伸ばして成長しています。
つるの先端についたサツマイモの葉。
ハート形です!
まとめ
なにげないサツマイモに隠れている不思議がよくわかる一冊です。
自然は本当によくできていると実感しました。
自然の神秘に気づくきっかけになったり、
普段食べているサツマイモに感謝の気持ちがわいてきたりするかもしれません。
よかったらお読みになってみてくださいね♪
読んでくださってありがとうー!
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