おせち作り【電子レンジなし・炊飯器なしでつくる日々のごはん・弁当のおかずレシピ】

電子レンジ・炊飯器をつかわない日々のおかずやお菓子など

こんにちは!わさびなです。

昨日なます用三浦大根を収穫したものの、
バタバタしていてはたしておせち作りできるのか、
と思いましたが、とりあえず黒豆といもきんとん
ができたので(やったあ!)、
現場からレポートです。

全般的に甘さ控え目冷蔵保存前提のレシピになってます。

黒豆

所要時間

このレシピだと豆を1晩つけるので、煮る時間と合わせると約2日間です。

材料

黒豆           300グラム
分蜜糖(低精製の砂糖)  150グラム
しょうゆ         大さじ3
水            6カップ
(甘さは控えめの分量です)

下準備

①黒豆はよく洗い、よごれを落とします。
②分量の水と分蜜糖としょうゆをよくまぜあわせます。
③黒豆を一晩つけておきます。

 

 

作り方

①一晩つけた黒豆と煮汁を火にかけます(中火)。
②アクが出てくるので丁寧にとります(白く浮かんでくるものです)。

私は最初の2時間、アクとりを気にかけました。

③2時間ほど火にかけます(弱火)。
私はストーブの火を使いました。

(以下はまだ煮汁が結構残っているものから盛り付け
ました。やわらかくなっていますが、もう少し火にかける予定です。)

まとめ

以上の工程で豆は十分柔らかくなって食べられます。
ほんのりとした甘さです。
冷蔵保存です。

私はもう少し火にかけて煮詰める予定です。
昨年は黒豆300グラムに対して分蜜糖250グラムでつくりましたが
今回は少し甘さ控えめです。

いもきんとん~イモだけでつくる♪

所要時間

私はさつまいもを切ってから1晩水につけていますが、つける時間を短くすれば、
つける時間+2時間くらいでできます。

材料

さつまいも         (切った後)950グラム
分蜜糖(低精製の砂糖)    270グラム
サフラン(なくてもできます) 4本
水              700ccぐらい(練る時にさらに適当に水を足します)

※色づけにつかうクチナシの実がなかったので、パエリアを作ったとき
の残りのサフランを使ってみました。少し色味がつきます。

下準備

1.さつまいもの下準備
①さつまいもは輪切りにして、皮を厚めにむく。
(輪切りにすると、皮付近にぐるりとオレンジ色の輪が
あるので、その輪もむいてしまいます)

②イモの端の部分や、黒っぽいところものぞきます。

③水にさらして1、2回水を変えて、そのまま一晩つける。

 

 

◆もっとチャチャチャっとつくたいねぇ♪の場合◆
①さつまいもはピーラーで皮を厚めにむく。


②輪切りにする。
③イモの端の部分や、黒っぽいところはのぞきます。
③水にさらす。

 

2.サフランをつかう場合の準備
調理する1~2時間くらい前に水につけておく。
このレシピでは、調理時にサフランごと鍋にいれています。

作り方

①さつまいもを水切りします。
②さつまいもと分蜜糖、サフランをつけた水をフライパンに入れて
フタをします。


③やわらかくなるまで煮ます。

④簡単につぶれるようになったら練ります。
火を止めてからも湯気でかなり水分がとぶので、適当に水を
足しながら、練り加減を調整してください。

栗なしなので、栗っぽく見えるかも♪と、さつまいもの形が
やや残る感じに仕上げていみました。写真のように
形がしっかり残る具合だと、冷めるとごろっととれるかたさです。

まとめ

サフランは昨年はじめて使ってみました。
この分量だと、冷める色味は落ち着きます。若干色づいたかな?
という程度です。家族はサフランの香りには気づきませんでした。

いもきんとん、昨年はこの約半量でつくったのですが、すぐに
なくなってしまうので、今年は増量してみました。

お菓子づくりにもつかえたり、アイスと食べたり、パンにのせたり、
いろんな食べ方が味わえるイモきんとん。作れてよかった~(*^▽^*)

昆布で出汁づくり

明日つくる予定の煮しめ、厚焼き玉子、なますなどに使う予定です。

所要時間

1時間ほど昆布を水につける時間とあわせて、1時間半から2時間程度

材料

早煮昆布       約20cm
水          1.2リットル程度
梅干し        1個
かつおぶし      粉末大さじ2程度

下準備

早煮昆布は分量の水につけて1時間以上置きます。

作り方

①なべに早煮昆布と分量の水をいれて、火をつけます(やや弱火)。
②昆布のまわりに小さな泡が浮いてきて、ゆらりと昆布が動きはじめたら
火を弱めます。
③15分程度煮ます。
④水を1/4カップ入れて、すぐにかつおぶしを入れます(今回粉末を使いました)。


⑤5数えて火をとめます。
⑥粗熱をとったら、ガラス瓶にうつして梅干しをひとついれます。

※出汁をとった後は、煮しめ用の結びと、くずれたところは四角に
切りました。くずれたものはしょうゆとみりんで甘辛く煮ようと思います。

まとめ

昨年は、ただ昆布を水につけて梅干しを入れて煮しめづくりに
そなえていました。今年は本を参考にして(きちんとその通りには
できていないのですが)出汁をつくってみました。

家庭でたべるのにふさわしいように、昆布の滋養を十分引き出す
ために火にかける時間が長い作り方だそうです。

手元にあった早煮昆布を使いましたが、今度はもっと上等な昆布を
つかって作ってみたいです。

おせちづくりポイント

品数、量、そして出来不出来にこだわらず(何しろおおざっぱなので失敗も多し)、
食べたい!気持ちにまかせてつくるのが最大のポイントだと思います。

美味しいもの食べたいです。ハイ。

 

 

あとはやっぱり計画立ててみたらよかった♪
計画を紙に書いてみたらお役立ちでした(*^▽^*)

 

数年前、図書館で本を借りて、それをもとに何品かつくってみようと思った時、
29日、30日、31日とわけて、下準備もあわせて、自分にわかりやすい
よう工程をメモしておきました。

その時のメモが今でも役にたっています。

レシピもメモしておいたのですが、作るごとに次はこうしようなど
書き込めるので、これも今でもとても役に立っています。

 

後は、誰かに手伝ってもらえたらグーンとパワーアップです。

 

本日まとめ

昨日は、いや~おせち作れるんか?と思いましたが、2品つくれて
良かったなあ。

外で食べるのもとっても魅力的なんですが、
家で作るとかなりの節約になる上、自分で材料を選べる
のはありがたいんですよね。

何品も作ろうと思うと手間もかかるんですが、落ち着いてできると
ある種、書道とか武道とか通じるところがある気もします。

 

おせちが作れれば、数日(例年大体2日間でなくなりますが(^_^;)は
楽できるので、蒔いた種はなんとか、と言いますが、いい種をまいておけば
いいんだなあと実感する時期でもあります。

 

明日もつくれるといいなあ~
そして明後日は食べられるといいなあ~!(^^)!

 

参考図書

 

・おせちと年末年始のおもてなし 松本忠子著 文化出版局

・有元家のおせち作り おせち25品 有元葉子著  KADOKAWA

あなたのために~いのちを支えるスープ  辰巳芳子 著  文化出版局

 

ちょっとお正月目前すぎたおせち記事になってしまいましたが、
読んでくださった方、ありがとうございま~す!!