ソラマメの種まき【家庭菜園で無農薬無肥料で野菜づくり】

(記事作成日2019年11月6日)

 

こんにちは! わさびなです。

今日はソラマメの種まきレポートです♪

 

種まきしたソラマメの品種

今回植えたのは「讃岐長莢蚕豆」です(野口種苗さんで購入)。

昨年別の品種を植えましたが、
アブラムシがたくさんきてしまい、
たくさんはできませんでした。

でも、しばらくしてからアブラムシの天敵であるテントウムシの援軍がたくさん来てくれて、
テントウムシが友達のようになってました。

そんなこんなで、
とれたものは全部種にとっておこうと思ったのですが、
種採りに失敗してしまい再び購入することに。

今回はよくできるでしょうか。

 

 

無農薬無肥料に向く種について

在来種・固定種※がおすすめです。
種採りを繰り返すことでその場所に適応するように進化していきます。

(※固定種は親と同じ形質の野菜ができる種、
F1種は親と同じ形質の野菜ができない種のことです。

耐暑性・耐寒性にすぐれ、豊産性のものがおすすめです。

 

在来種・固定種については、専門店の野口種苗さんのページに詳しく載っています。

このブログでも種採りの記事(「自家採種とは」の項)を別に書いています。
こちらもよかったらご覧くださいね♪

エンドウ豆の種採りを繰り返してみた~種採りの効果&「稲と日本人」
(甲斐 信枝:作、佐藤 洋一郎:監修)に学ぶ自家採種の歴史
【無農薬・無肥料・草生栽培で家庭菜園の野菜づくり】(こちら

 

 

ソラマメの種まき時期

ポイント:

◆早くまきすぎると大きくなりすぎて寒さに負ける
(本葉5から6枚くらいまでが良いそう)

◆遅すぎると寒さで発芽しないおそれ

 

 

種まき時期は、
ソラマメに限らず種袋の記載を参考にしているのですが、
たとえば今年は寒くなるのが遅く、
気候が年々不安定になってきているように感じています。

自分の場所にあわせて、
時々の気候を感じながら種まき時期を決めないと思うようになっています。

 

昨年は早くまきすぎてしまいました。
大きくなりすぎてしまったものもありましたが、
越冬してくれました(^^;)。

いたるところでズボラなんですが、
こんな私でも家庭菜園楽しんでます。

初心者でも、失敗しても大丈夫ですよー!(*^▽^*)

 

ウネの準備

【今年やったこと】

①きゅうりを植えていたところをそのまま使用。

②鎌で除草。
夏の草刈り作業の時に山にしておいた刈草(乾燥している)をうすく広げた上に、
除草した草を広げた。

③最後にホワイトクローバーの種を適当にまいた(カバークロップ:
たくさんではなく、パラッと程度)。

 

下がその様子です。草がいっぱいでわかりにくいでしょうか~

 

 

最初は別のところに植えようと思っていたのですが、
種袋にウネ幅「150㎝」とあり、
「そんな大きいの!?」と急遽予定になかったきゅうりを育てていたウネに決めました。
(前もって確認しておけばよかったんですが(^^;))

 

刈草は土の上に置いておくと分解されて養分にもなり、
雑草を抑えもしてくれるので、
できるだけ土の上に戻すようにしています。

 

カバークロップは畑だけではなく、
様々な用途で地面をおおうために使われる植物です。

以前から気になっていたカバークロップ、
今回試してみようと思いました。

選んだのはマメ科のホワイトクローバー。
雑草を抑えるだけでなく、
空気中の窒素を固定して作物に養分を提供してくれるそうですよ♪

カバークロップについて以下の記事も書いています。
よかったらご覧くださいね♪

カバークロップ(被覆作物/緑肥)を利用した栽培&農場経営の失敗に学ぶ:
マザーアースニューズ翻訳記事紹介(こちら

 

 

以前は畑に入ったこともなかったくらいで、
ウネの立て方もわからず、
農具の使いかたもよくわからず、
重機も使わず(というか重機がない)、
とってもおおざっぱなのですが、
こんな私でも畑家庭菜園を続けています。

「こんなんでもできるんだ~ とりあえずやってみるか!」
と思ってもらえたら(*^▽^*)

以下の記事に私がウネを立てるときのやり方を書いてみました。
1つの情報として、よかったらご覧くださいね♪

 

無農薬無肥料・不耕起・草生栽培の家庭菜園:
はじめに育てたもの・必要だったもの・ウネ立てなど~
私はこうやってはじめました♪【超初心者からスタートした体験記】
こちら

ソラマメをまく

①種をまくところにのせた刈草は、
発芽の邪魔にならないように草を少なめにしておく
(よく鳥が飛んでくるので、
ついばまれるのを防ぐために、
草は完全にはとらないようにしています)

②播き方:
種袋の通りにやってみました。

●株間(苗と苗の間)45cmくらい
●お歯黒の部分を斜め下にして土がかぶるくらいに埋める

急いでいて斜めにできていたのかどうか…(^^; ほんとにいつもズボラです。

 

この後の予定: ソラマメと玉ねぎのコンパニオンプランツの組み合わせ&霜よけ

もともと玉ねぎを植えようと思っていたウネなので、
この後植えてみます。

 

コンパニオンプランツについては、
農学者の木嶋利男さんの
育ちがよくなる! 病害虫に強くなる! 植え合わせワザ88 決定版 コンパニオンプランツの野菜づくり」(家の光協会)
の本が参考になりました。

 

発芽したら霜よけをするかもしれません。

例年エンドウ豆などの霜よけには、
ササやキクイモの茎の先端(枯れた葉が霜よけに使えるとわかった)を使っています。

ソラマメに霜よけをしていない畑も見たのですが、
昨年自分のソラマメは霜がおりたら弱ってしまうかな?というくらい大きくなってしまって、
昨年は霜よけをしました。

今年も検討中です。

(その後、大き目に育った2本程度には霜よけをしましたが、
後は霜よけをしないで育てました。
春にはソラマメがとれましたよ♪

 

越冬中ソラマメ

 

まとめ

◆無農薬無肥料では品種選びに気をつけて

◆まくシーズンも早すぎず遅すぎずに注意してみて

◆無農薬無肥料では、ウネは一般的に幅広い方がベター(根はりがよくなる)

 

育つ過程をみるのもとっても楽しいですよ~(*^^)

 

ここまで読んでくれてありがとうー!

 

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