手作りマスクの記事を見つけました~キッチンペーパー/ティッシュペーパーをフィルターに:香港の化学博士が発案

健康

(2020.3.28日作成記事)

(2021.5.21:新型コロナウイルス関連のニュースなどについては、ウィジェット欄「畑から~」にも記載しています。また、ウィジェット欄に記載した内容は随時こちらの記事に移行していく予定です

こんにちは! わさびなです。

こんな手作りマスクの記事を見つけました。

「香港の化学博士が発案、高機能DIYマスク「HK Mask」とは」
記事:日経BP総研サイト)

1つ作ってみましたが、鼻からあご先まですっぽり隠れる
デザインになっています(冒頭の写真)。

※この記事には、
マスク以外のコロナウィルス関連の記事も追記しています。

  1. 記事の内容
    1. 記事の内容
    2. 博士の行動力が素晴らしい
    3. ちなみに私が作ったもの:ゴムの部分は靴下
  2. 布マスクの効果について:CNNの記事から
    1. こんな記事も見つけました ~布マスクの性能の検証:布地の種類・複数の布の組み合わせ
  3. 追記:他にもこんな記事みつけました♪
    1. キッチンペーパーでつくるマスク
    2. ハンカチと使い古し靴下(ゴムの部分)でつくる
    3. マスクのゴムに「タイツ」使い
    4. 手元にある布とゴムで即席マスク~ハンカチ、使い古しTシャツなど
    5. 布マスクの洗い方(花王の洗濯用洗剤「アタック」ウェブサイトから)
    6. 不織布マスクは洗える?
    7. N95マスクのアルコールによる消毒は禁忌との記事がありました
    8. N95マスクに貼りつけるフィルターの記事
  4. 報道内容の真偽を個人が判断する必要~日本には「報道の自由」がないと判断したニューヨーク・タイムズ
    1. ニューヨーク・タイムズの香港拠点が、東京ではなくソウルへ移転した「本当の理由」:ハーバーオンライン記事
    2. 日本のメディア状況についての有益な動画:独立メディア「岩上安見インディペンデントジャーナル(IWJ)」から
  5. ワクチンについて
      1. 元駐スイス大使村田光平氏が指摘する専門家の声
      2. ウイルスの遺伝コードを体内に接種~アルジャジーラ記事から
      3. 米軍でのワクチン拒否の状況
      4. ニューヨークでワクチン接種をうけた大江千里さんの記事
  6. 世界各地で治験・研究が行われる既存薬「イベルメクチン」(2015年北里大学大村博士ノーベル賞受賞)の有効性について
  7. 漢方医学(日本の伝統医学)とコロナウィルスについて
      1. 漢方医学
      2. セルフケアの予防法~日本伝統鍼灸学会のウェブサイト
  8. 木酢・竹酢の抗菌および抗ウィルス機能について
  9. 柿渋が新型コロナウィルスを不活性化させることを発見:奈良県立医科大学
  10. しっくいに新型コロナ感染防止効果 
  11. PCR検査についての記事を翻訳しました
  12. こんな記事も:介護施設に「危険手当」
  13. ヒントを探して~こんな記事がありました
    1. 和歌山県と奈良県が対策を頑張っているようだ(ドライブスルー方式ほか)
    2. 「#検察庁法改正案に抗議します」 のハッシュタグをはじめた苗美さんの記事
    3. アフリカのマリ共和国出身で京都精華大学学長を務めるウスビ・サコ氏の記事

記事の内容

記事の内容

記事を読んでみたところ、この手作りマスクの特徴は、

●フィルターが簡単に装着できる仕様
●フィルターにはキッチンペーパーやティッシュペーパーを使用

キッチンペーパーやティッシュペーパーについては、香港大学により
一般人が使用するマスクのフィルターとして十分機能する
という研究発表が出たそうです。

「医療向けマスクの基準となるのが、0.3μmの粒子捕集効率が
95%以上という3M製の防護マスクN95。フィルター製造業者の
FOCUS社の協力で計測したところキッチンペーパーで74%以上の
数値が出た。ティッシュペーパーでも46%以上という数値が出て、
一般人が使うマスクには十分な水準にあることが分かった」

(同記事3頁目から引用:こちら

フィルターがあると心強い!!

デザインはできる限り広い面積が隠れるようにし、眼鏡をかければ
感染経路である目、鼻、口まで隠れるように考えたそうです。

お手入れ方法やフィルターの取り換え頻度についても書いてあります。

ブログで料理紹介なんてしてますが、実のところ
学生時代家庭科はあんまり得意ではありませんでした
(針を持ったら流血しそう♪みたいな感じでしょうか…(^^;)。
でもそんなことは言っていられないので、私も自作してみました。

記事には作り方の動画や、型紙のリンクもついていますよ♪

●型紙リンク(こちら
●動画(こちら

博士の行動力が素晴らしい

この記事、マスク作りはもちろんなんですが、
博士がマスクを開発することに決めたところから
実際にデザイン発表の記者会見をするところまでの軌跡が
すごいです。

状況を迅速に判断して行動に移す知性と判断力と行動力。
そして志。

短期間に多くの協力者を得てアイデアを実行に移せたのは博士の
志が人を動かしたからなのだろうと納得しました。

関心のある方は是非記事をご覧になってみてくださいね~♪

ちなみに私が作ったもの:ゴムの部分は靴下

冒頭の写真は私が作ったものなのですが、
もう少し詳しい写真を以下にのせます。

(写真はミシンを使ったものです。
香港マスクを作る前に、手縫いでマスクをつくりましたが、
余裕があれば

・縫い目を細かくする

・布の裁ち目の処理を丁寧にしておく
[アイロンをつかって3つ折りするなど]

とより丈夫にできると思いました♪)

靴下を輪切りにしてゴムにしたものをインターネット
で見かけたので、私も靴下を使ってみました。

キッチンペーパーをはさんで使いましたが、はさむ部分も
広いので使いやすいです。

あごの部分は先端だけ縫っています。

ガーゼがあまりなかったので、裏地だけガーゼに
しました。ゴムの部分は、足の裏がすりきれてしまった
靴下の足首の部分を輪切りにして使っています
(耳が痛くならなくて良い感じです)。

布マスクの効果について:CNNの記事から

上の記事の布マスクは一般の人の利用にむけたものですが、
布マスクの効果について賛否両論あると聞き、インターネットで
見かけた3月24日のCNNのニュース(こちら)を読んでみました。

この記事は一般人ではなく、医療従事者が布マスクを使用することに
ついての記事ですが、大まかにこのようなことが書いてありました(一部要約)。

布マスクやサージカルマスクは飛沫をとばさないようにするもので、
感染から守るようにデザインされていない。

医療用マスクと比べ、感染のリスクは上がる。

だが、物理的に鼻と口にバリアーがつくれるので、何もつけないよりはいい。

医療用従事者がどうしても医療行為中に布マスクを使用しなければなら
ないのであれば、マスクを2枚用意して毎日とりかえること。
使用したマスクは熱湯で毎日洗うこと。

布マスクに感染から守るという過剰な期待はできないが、飛沫などから
物理的に守られる点では有効だということなんですね。
自分が他の人に飛沫をとばしてしまうこともブロックできるので、
布マスクも何もないよりは有益、使ったマスクの殺菌は重要と
理解しました。

こんな記事も見つけました ~布マスクの性能の検証:布地の種類・複数の布の組み合わせ

家庭で手に入る材料でN95マスクに匹敵する布マスクを自作する方法とは?」
(グノシー4月28日記事

アメリカの科学技術研究所であるアルゴンヌ国立研究所とシカゴ大学の研究チーム
による、家庭でも手に入りやすい材料を使用した布マスクについての研究発表に
ついて書かれています。

綿を中心に複数の素材を組み合わせる有用性についても書かれています。

シフォン(ポリエステル90%、スパンデックス10%)を2枚重ねて、間に綿をはさむと
N95に近づくほどの相当な高性能のようです。

ただ、布マスク自体の性能が良くなっても、
マスクと顔の隙間があると効果がかなり下がってしまうようです
フィットさせることの大切さについても書かれています。

アルゴンヌ国立研究所とシカゴ大学の研究チームの論文が掲載されている
アメリカ化学界出版部(ACS Publications)のウェブページはこちら
“Aerosol Filtration Efficiency of Common Fabrics Used in Respiratory Cloth Masks”

追記:他にもこんな記事みつけました♪

他にもこんな記事を見つけました!

キッチンペーパーでつくるマスク

キッチンペーパーで作る「簡易マスク」が大反響
警視庁が3年前に公表、「マスク不足の今、凄く役立つ」
2020/2/ 9 Jcastニュース記事

ハンカチと使い古し靴下(ゴムの部分)でつくる

「ハンカチマスク の作り方~産業振興課アレンジバージョン~」
(兵庫県加古川市ウェブサイト

マスクのゴムに「タイツ」使い

「手作りマスクの「ゴム」どうしてる? タイツを使った裏ワザに大反響」

手元にある布とゴムで即席マスク~ハンカチ、使い古しTシャツなど

とにかくマスクをしないといけないけれど、マスクがない!という
時に知っておくとよいかもしれません。

布きれをただ折りたたみ、それにゴム(適当なものがなければ輪ゴムでも
いけると思います)をかけるだけ(縫う、切るなどありません)。

元米国食品医薬品局長官
スコット・ゴットリーブ氏(Scott Gottlieb, MD4月10日ツイッターから
 米国公衆衛生総局長官ジェローム・アダムズ氏動画ツイッター投稿

布マスクの洗い方(花王の洗濯用洗剤「アタック」ウェブサイトから)

1.標準濃度の洗剤で10分間浸漬
2.塩素系漂白剤のキャップ7分目(15mL)を水1Lに溶かした液にマスクを10分浸漬
3.水道水を用い十分にすすぐ
4.清潔なタオルに挟んで水分を吸い取る
5.形を整えて干す
詳細はこちらへ: https://form.kao.com/jp/pub/open/eiseikagaku-theme08

不織布マスクは洗える?

以下のような記事を見つけました。

「不織布マスク10回は洗えます…アベノマスクよりベターとの声も…」
(2020年4月19日スポーツ報知ニュース記事

洗えるんだ!と思っていたところ、ツイッターで以下のような意見も
見かけました。

「不織布を液浸させると顕微鏡水準で壊れて」役に立たなくなる

直射日光で滅菌するか、気になるなら、アルコールを軽く濡れない程度にスプレー
すればよいとのお話しされていました。
(Hiroshi Makita Ph.D.氏2020年5月1日ツイート) 

一方アルコール消毒については、
N95のアルコール消毒はしてはいけない(後述)
との記事もありました。

不織布を再使用する場合は、直射日光で滅菌が一番無難なのかな??
何にしても、早く手ごろな価格で不織布マスクを買えるようになってほしいです。

N95マスクのアルコールによる消毒は禁忌との記事がありました

私はN95のマスクを持っていないのですが、
この記事を読める範囲で見たところ(詳細はログインが必要)、
医療従事者の方々にとって大変重要な記事と思われました。

もしかしたらこの情報が役に立つ方の目にとまるかもしれないと思い、記載します。

「N95マスクのアルコールによる消毒は禁忌」
(日経メディカル:2020/04/24記事
普通の医療現場では、アルコールを使って消毒し再利用しているところもあるとのことで、
医療従事者を守る観点から、アルコール消毒の影響について調べてみたところ、「…その結果は、衝撃的なもので、一日も早く医療現場の皆様にお伝えすべきものと判断しました。論文を書いている時間的猶予はありません。それでは多くの医療従事者が不要な感染リスクにさらされることになります。…」
と書かれています。
詳細はログインが必要となっています。
N95の材質について検索してみたところ、

「「10億人以上の健康守る」、N95マスクの生みの親は台湾出身」
(TAIWAN TODAY: 2020/04/07記事)

という記事を見つけました。
N95のフィルターについて以下のように書かれていました。

「…同マスクがウイルスや粉塵を取り除ける秘密は、フィルター中間層の「静電熔噴布」
(帯電メルトブロー不織布)にある。「熔噴布」(メルトブロー不織布)は
その製造過程において繊維を極細にすることで微小な穴を作り出し、
粉塵と粒子状物質などの捕集を可能にする。そしてそれをさらにエレクトレット(電石)化して
帯電。すると病原菌がフィルターの上層を通過して中間層まで来た時に静電気がそ
の全てを吸着することとなる。これこそが「静電熔噴布」が「マスクの心臓」とされる所以。」

N95マスクに貼りつけるフィルターの記事

N95のマスクについて、以下の記事を見つけました。
会員登録が必要だとのこと(この記事は無料だそうです)で、
記事の冒頭しか読んでしかいないのですが、1つの情報として記載します。

「N95マスクの限界を補いつつその繰り返し使用を可能にする貼付フィルター開発」
(5月22日付けBioToday記事

報道内容の真偽を個人が判断する必要~日本には「報道の自由」がないと判断したニューヨーク・タイムズ

ニューヨーク・タイムズの香港拠点が、東京ではなくソウルへ移転した「本当の理由」:ハーバーオンライン記事

コロナウイルス他、
重要な報道の内容について個人が真偽を判断する際に大変重要な点と思われましたので、
以下にハーバーオンラインの記事について触れたいと思います。

ニューヨーク・タイムズの香港拠点が、東京ではなくソウルへ移転した「本当の理由」
(ハーバーオンライン 2020.08.21記事

2020年6月、
中国で「国家安全維持法」が制定され、香港での「報道の自由」が脅かされいるとの判断から、
ニューヨーク・タイムズは以下の対応を行ったそうです。

米紙『ニューヨーク・タイムズ』(以下、NYT)は7月14日、来年までに、
デジタル・ニュース部門のアジアでのグローバル拠点を香港から大韓民国の首都ソウルに
移転する計画を進めると発表した。東京も移転先候補になったが、
「報道の自由」がないという理由でソウルになった」
(引用:同ハーバーオンライン記事

「日本でNYTが「報道の独立性」でソウルが選ばれたことが報道されなかったのは、
『共同通信』と『時事通信』がともにその点を報じなかったことの影響も大きい。
米国など海外メディアが「日本には報道の自由が存在しない」と見ていることを、
日本の政府・民衆が知らないことは危険だ。」
(引用:同ハーバーオンライン記事

記事には、
2002年にEUが日本の記者クラブ全廃を日本政府に要求していたことなど、
記者クラブの問題や、
記者達自身が記者クラブを是とする意識の問題などについても取り上げています。
ご興味のある方はぜひ全記事をご覧ください。

日本のメディア状況についての有益な動画:独立メディア「岩上安見インディペンデントジャーナル(IWJ)」から

IWJは広告に頼らず、
会員からの会費で運営されている市民メディアです。
現状や社会構造の理解に非常に有益と思われましたので、
以下の動画をご紹介させていただきます。

(ハイライト無料視聴可。全編視聴は有料。
他記事・動画多数あり。IWJウェブサイト⇒

①IWJ動画 2015.10.9動画
前ニューヨークタイムズ東京支局長・マーティン・ファクラー氏、上智大学教授・中野晃一氏、元最高裁判事の濱田邦夫氏が日本の言論の自由について語る

②IWJインタビュー2020.3.27動画
ジャーナリスト浅野健一氏 と岩上安身氏が記者クラブの問題について語る

ワクチンについて

元駐スイス大使村田光平氏が指摘する専門家の声

ワクチンの開発は本来長期間かかるものだそうです。
一方、コロナウイルスのワクチン開発では、
動物による安全性実験が省略されているといいます。

元駐スイス大使の村田光平氏は、
この拙速ぶりに警鐘を鳴らす専門家の声を
指摘しています。

村田光平氏オフィシャルサイト:
2020年11月25日および27日記事 こちら⇒

ウイルスの遺伝コードを体内に接種~アルジャジーラ記事から

アルジャージーラの2020年11月9日の記事で
ワクチンについて書かれていましたので、
一部訳してみました。

「Everything you need to know about Pfizer’s COVID-19 vaccine
(ファイザーのCOVID-19ワクチンについて知っておくべきすべてのこと)」
Al Jazeera2020年11月9日記事から一部訳・引用

「ワクチンはどのように働くのか

ワクチン接種を受ける時は、
一般的には弱毒化したウイルスかウイルスの死骸の一部、
または病気の原因となる細菌を体内に注入される。
このようにすることで、…(中略)
身体が異質なものであると認識して、免疫を獲得する。
すなわち、実際に病気の原因となるウイルスなどが体内に入ってきた時、
すぐに攻撃する準備ができていることになる。

一方、新しいワクチンの働きはmRNAと呼ばれる。
これは弱毒化したウイルスやウイルスの一部を接種するのではなく、
実際にはコロナウイルスの遺伝コードの一部が投与される。
これにより、投与された人間の身体がウイルスのタンパク質自体を
つくりだすようにしてしまう。
そして、つくりだされたタンパク質を身体が検知すると
それに対して防御反応をしはじめる。」

以下原文(ウェブサイト):

「How does this vaccine work?

When you get vaccinated, you are usually given either a weakened or a dead part of the virus, or the bacteria that causes an illness. In this way, the vaccine does not make you ill, but your body recognises that it is a foreign element and it mounts an immune response. This means that when your body comes across the real bug that causes that illness, it will be ready to attack it straight away.

The way this new vaccine works is called mRNA, meaning that you are not actually being injected with parts of the virus or a weakened form of it, but you are actually being administered with a part of the genetic code of the coronavirus. This tricks the body into producing some of the viral proteins itself so that the immune system then detects these proteins and starts to produce a defensive response to them.」

米軍でのワクチン拒否の状況

「米軍、ワクチン接種拒否が3分の1 抑止力に影」
(日経新聞2021年2月22日掲載記事

米軍では、
新型コロナウイルスワクチンの接種が伸び悩んでいるそうです。

「ワクチンの提供を受けた米兵のうち3分の1が接種を拒否…

陸軍軍医のエドワード・ベイリー氏は接種率が3割にとどまる部隊があり「どのようにワクチン接種を促すことができるのか頭を悩ましている」と述べた。」

ニューヨークでワクチン接種をうけた大江千里さんの記事

モデルナのワクチン接種を受けたジャズピアニストの大江千里さんが、
2回目の接種後にあらわれた異変について記事を書かれています。

「NY在住の大江千里、ワクチン接種後に副反応? 体調が急変し失神した」
ニューズウィーク日本版 2021年2月18日記事⇒

世界各地で治験・研究が行われる既存薬「イベルメクチン」(2015年北里大学大村博士ノーベル賞受賞)の有効性について

世界各地でこの薬の新型コロナウイルスに対する治験・研究が行われています。
中には数都市の住民に大量配布している国もあり、
感染率や致死率の低下、予防効果が認められていることを知りました。

対策や制度が整うのを待っているだけでは事態の改善は見込めないのかもしれない。
そんな思いを抱くことが多くなりました。

かと言って何ができるのだろう、
と考えてしまいますが、
これからについて様々に考えるために有益かもしれないと思い、
イベルメクチンの有効性について記事にまとめてみました。

学校法人北里研究所および同研究所・北里大学大村智記念研究所
感染制御研究センター・感染創薬学講座感染創薬学講座のウェブサイト、
および、
アメリカの救命救急医師らが中心となって結成している団体、
FLCCC(Front Line COVID-19 Critical Care Alliance:COVID-19最前線救急救命同盟)の
論文などを参考にして記事を書きました。

ご興味のある方はぜひご覧ください。

土にすむ放線菌が人類を感染症から救ってきた~世界各地でCOVID-19への臨床治験・研究がすすむイベルメクチン(既存薬:北里大学大村智博士開発)の有用性について(記事)

漢方医学(日本の伝統医学)とコロナウィルスについて

漢方医学

漢方医学の論文に、
中国・韓国・台湾のコロナウィルスに対する治療(台湾については予防も)
などにが書かれていました。

コロナウィルスには薬がないと聞いたいたので大変驚きました。

医療従事者ではなくても、どのような治療法があるのか、その選択肢を
知っておくことは大変重要だと思ったので以下にご紹介します。

なお、漢方は日本の伝統医学であり、
中国・韓国・台湾の伝統医学と同じく古代中国の伝統医学を基礎として、
独自に発展した医学だそうです
(私はこの論文を読んではじめて知りました)。

また、漢方の古典である1800年ほど前に書かれた「傷寒論」は、
当時流行した感染症の治療を背景に書かれたものだそうです。

漢方治療については、最初にご紹介する論文に

「漢方治療が最大限に効果を発揮するためには、
やはり漢方医学的診断が必要です」

と書かれています。 ご留意いただければと思います。

●「COVID-19感染症に対する漢方治療の考え方(改訂第2版)」
小川恵子医師(金沢大学附属病院漢方医学科):日本感染症学会(2020.4.21)※3
http://www.kansensho.or.jp/modules/news/index.php?content_id=147

●「【緊急寄稿】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する漢方の役割」
渡辺賢治医師 (横浜薬科大学特別招聘教授)ほか 日本医事新報社(2020.4.18)※5
https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=14426 ⇒⇒

私は日本の伝統医学についてほぼ何も知らず、
思えば日本人なのになぜ知らないのだろうと不思議に思って
伝統医学の歴史などを調べて記事を書きました。
長文になってしまいましたが、よろしければご覧ください。

「東洋医学(日本の伝統医学)とコロナウィルス(COVID-19):新たな時代にむけた産業・経済のあり方への可能性」記事

セルフケアの予防法~日本伝統鍼灸学会のウェブサイト

日本伝統鍼灸学会のウェブサイトに、

『中国針灸学会制定「新型コロナウイルス感染症への針灸介入に関する手引き」(第二版)の
「日本語訳」配信あたって』

というページがありました。
予防のセルフケアについての記載もありました。

日本では古くから一般市民の間で灸による養生のセルフケアが行われてきた歴史が
あるといいます。

その様子が、
「吉田兼好の『徒然草』(1330年頃)や芭蕉の『奥の細道』(1702年)などに見られる」
と書かれているそうです。

また、
「鍼灸が免疫力を高めることで病的状態の改善や予防的な役割を果たすことは、日本鍼灸界においても、戦前・戦後を通じて実験・研究を積み重ね、実証してきたところです。例えば、その研究は、原志免太郎の『灸法の醫學的研究』(春秋社、1929年)などの業績に残されてい」るといいます。

関心のある方は、
上にご紹介した日本伝統支給学会のウェブサイトをご覧になってみてください。

木酢・竹酢の抗菌および抗ウィルス機能について

野村隆哉氏
(元京都大学木質科学研究所教官、
(株)野村隆哉研究所所長
燻煙熱処理技術による木質系素材の寸法安定化を研究)

のフェイスブック投稿に、
木酢・竹酢の機能について大変興味深い記事がありました。

「新型コロナウイルスへの対策に対する緊急提案
―医療関係者の皆さんへ―」
野村隆哉氏フェイスブック投稿(2月13日~:こちら

木酢、竹酢は木炭、竹炭を生産するときに生成されるものです。

燻製が腐敗を防止する機能をもつことはよく知られていますが、
木酢・竹酢はそれぞれ数十種類以上もの成分からなっており、
それらの成分が複雑に作用してさまざまな機能を生むそうです。

漢方の大家の故大塚敬節さんが書かれた「漢方と民間薬百科」
(主婦の友社:1966)で竹をさがしてみたら、竹の葉をせんじたり、
竹を切ってあぶってでてきた油をつかったり、いろいろに使われていたことが
わかりました。

身近な植物にもいろいろな効用あるようです。

柿渋が新型コロナウィルスを不活性化させることを発見:奈良県立医科大学

奈良県立大学では基礎研究で、
柿より高純度に抽出した柿タンニン(柿渋)が、
新型コロナウイルスを1/10,000以下に不活化することを確認したそうです。
(「新型コロナウイルスに対する研究成果について」2020年9月10日:奈良県立医科大学

治療効果の検証はこれからということです。

奈良県立医科大学の製品化共同事業公募のページはこちら
ページ末尾の注に実験方法などが記載されています。

すごい威力がありそうな柿渋。

染料としてつかわれるだけでなく、
防水・防虫・防腐・抗菌、
古来からの民間薬としてもつかわれる、
日本の天然素材だそうですよ。

コトバンクをみてみたら、
以下のようにのっていました。

「熟す前の渋柿の果実を粉砕して搾った汁を発酵、
熟成してつくられる赤褐色の液体。
防腐効果があり、漁網や木材の塗料として使われ、
紙に塗って乾燥させると防水効果もあるため
和傘やうちわなどにも使われてきた。
日本酒の清酒を造る際、沈殿を促進するためにも使われているという。」

(2013-07-27 朝日新聞 朝刊 広島1 1地方)
(コトバンク:朝日新聞キーワードから

また、「漢方と民間薬百科」(大塚敬節著 主婦の友社出版1966)をみてみたら、

・出血時にのむ
・やけど・しもやけ・打撲にぬる
などと書いてありました(同139-140頁)。

まったく知りませんでした!

しっくいに新型コロナ感染防止効果 

日本の伝統素材のニュースがこちらにも。

「しっくいに新型コロナ感染防止効果 長崎大と関西ペイントが発表」
(西日本新聞10月5日記事

ウイルスに一定時間さらした細胞を塗料に触れさせたところ、
5分間で99・98%のウイルスが不活化して感染力を失ったそうです
(ただし、消石灰の割合が高い塗料の場合とのこと)。

コトバンクで調べてみました。

消石灰に砂とスサなどを混ぜて水で練った日本独自の塗壁仕上で、
城郭土蔵などによく用いられる仕上である。
調湿性・断熱性・防火性・可塑性などに優れており、
外壁などの他、彫塑材などとしても利用される。 」

(コトバンク:リフォーム用語集の解説から

調湿性・断熱性・防火性・可塑性、
そんな機能があるのですね!

私がよくみる竹チューバ―さんのウェブサイトには、
しっくいが、
有害物質、ニオイや湿度調節まで出来る
(「土壁の竹林」:竹虎4代目が行く2015年7月20日記事
と書いてありました。

昔からの知恵にお宝が隠れていそうです。

(竹について記事を書いてみました。
よかったらこちらもご覧くださいね!

『竹』これからの新しい時代への可能性
~支柱から竹製品・災害対策・バイオ炭・健康・教育など(記事))

PCR検査についての記事を翻訳しました

イギリスの非営利団体「Our World in Data」の記事:

Testing early, testing late: four countries’ approaches to COVID-19 testing compared
早期検査、時機に遅れた検査:COVID-19検査に対する4か国のアプローチの比較

を個人的に訳しました。

ポイントとなる視点は、

● PCR検査数(①)と確定例数(②)は密接に関連

● ①または②について適切に解釈するには、①および②のデータがセットで必要

● PCR検査については、
ア)いつこれらの検査がおこなわれたのか
イ)当国のアウトブレイクの規模と関連してどれだけ広範な検査がおこなわれているか

であると書かれています。

翻訳全文は以下にあります。

自分を偽らずに仕事をする~Our World in Data の記事を訳しながら考えたこと:翻訳含む(PCR検査について4か国のアプローチ比較)

こんな記事も:介護施設に「危険手当」

マスクの記事ではないのですが、このような記事を見つけました。

「介護施設に「危険手当」 厚労省がコロナ対策で新事業を通知」
(福祉新聞:
2020年05月25日記事

感染者や濃厚接触者の対応をする特別養護老人ホームなどの職員
に対して手当を助成する新事業だそうです。

対象施設は限られますが、一歩前進ではと書かれています。

経費となるのは、

・感染した利用者をケアする職員に対する手当
・残業による割増賃金
・家族との接触を避けるため、職員がホテルに宿泊した際の費用
・感染防止に向けた取り組みにかかる費用
(例:施設の消毒や清掃費用のほか、マスクや手袋、体温計などの衛生用品の購入など)
・デイサービスで経費となる場合の例:
通所しない利用者宅を訪問して安否確認するための車や、
自転車の購入費、利用者が使うタブレットのリース費用など

だそうです。

ヒントを探して~こんな記事がありました

この大きな問題の解決にはどうしたらいいのかなあと思う日々ですが、
「木は大きな音で倒れるが、苗は静かに育っていく」
と聞いたことがあります。

いつの時代も良い動きは小さく、目立たず育っていくものなのかもしれません。

自分が読んで明るい気分になった、
問題解決にむけてヒントになりそうな記事や、
動いてくださっている人たちの記事をみつけたらのせていきたいと思います。

よろしかったらご覧になってくださいね♪

和歌山県と奈良県が対策を頑張っているようだ(ドライブスルー方式ほか)

和歌山県は早くから独自に検査を早期におこなっていると聞いていましたが、
奈良県も対策がすすんでいるよと聞いて、
この2つの県庁のウェブサイトを見てみました。

【和歌山県について】

和歌山県庁のウェブサイト(「新型コロナウイルス感染症に関連する情報について」)
を見て、特に、

「業種ごとの感染拡大予防ガイドライン」(和歌山県庁ウェブサイト

が大変きめ細かなガイドラインになっていて、とても驚きました。
県の感染を広げないという意気込みが伝わってきました。

「和歌山市 PCR 検査 センターの設置について」(同ウェブサイト

のページでは、
患者数と検査数の関係を示す表も掲載されています。

【奈良県について】

奈良県は、
「早期発見・早期入院治療、PCR等の検査対象を拡大し、検査体制を拡充」
とありました。

自治体のウェブサイトにこうしたことが書かれていること自体に
驚きましたが、

発熱外来クリニックや、ドライブスルー方式も採用されていることが
書かれていました。

他にも、

●医療従事者の勤務環境の良好化・支援対策
●第2波が起きた際の在宅教育にも備え
(オンラインを活用した双方向の授業の推進、
ICT機器の活用による協働学習等の推進など)
● 社会福祉施設職員のメンタルケア

等々、具体的な対策にむけて意欲的に取り組まれている様子が
つたわってきました。

他の自治体のウェブサイトもちらっと見てみましたが、
各自治体でかなり違いがあるようです。

今後さらに検査数が増えるようにと思います。

コロナウィルスへの対策は、
今後移住する際の判断基準になると耳にしたことがありますが、
なるほどなあと思いました。

様々に厳しい状況下ながら、日本の中の各地で、
一生懸命対策を進めていこうとしている方たちがいると感じ、
私もできることを見つけてやっていこうとおもいました。

「#検察庁法改正案に抗議します」 のハッシュタグをはじめた苗美さんの記事

「#検察庁法改正案に抗議します 激動の10日間と今後について 」
記事こちら

自分の思いを伝えることの大切さを感じました。
そもそも日常生活でも、自分の気持ちを伝えるのにハードルを感じてしまうことが
私は少なからずあります。

でも、大切なことは自分の口で伝えられるようになりたい。
これを機会に少しずつ練習していこうと思います。

一人の力は決して小さくはない。

そう思う記事でした。

アフリカのマリ共和国出身で京都精華大学学長を務めるウスビ・サコ氏の記事

「アフリカ出身・京都精華大サコ学長 コロナ問題でわかった「日本人のホンネ」」
(AERAdot 2020.5.14記事

アフリカ出身という立場からサコ学長が語る日本や他の国々の様子がとても
興味深いです。

「他人がやってくれないことを前提に個人の能力を上げ、
自分自身や地域でやる覚悟を決めて、人と連帯感を持つしかないと気づけば
変わっていくでしょう。」

という言葉に考えさせられました。

こうした人が日本で活動してくれていることに希望を感じます。

お読みくださってありがとうございました。

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