こんにちは! わさびなです。
カキドオシとカラスノエンドウの話が続きますが、
今回はお茶をつくってみました。
今年は気温が上がるのが早く、
草刈り機をいつもよりも1カ月ほど早く使い始めました。
草刈りは結構な労働(^^;)。
どうせ刈るならお茶でもつくったれ!
とお茶作りにチャレンジしてみましたよ♪
カキドオシとカラスノエンドウのお茶の作り方
葉を乾燥させてお茶を作ってみました
①刈った葉の中からきれいな葉を適当に集めます
(左:カキドオシ、右:カラスノエンドウ)
②洗って、
適当に切ります。
(小さめに切った方が早く乾燥させることができます)
③日にあてて2~3日乾かします。
(日が陰ってきたら室内に入れる)
③握ってくずれるようになったらOK。
仕上げにフライパンで炒ります。
お茶を入れてみました♪
ブレンドの配合は、
カラスノエンドウが多めです。
カラスノエンドウ2として、
カキドオシ1位の割合でしょうか。
ほんのりした甘味があって、
あまりくせがなく美味しかったです。
こちらはカキドオシだけのお茶。
カキドオシにはスッとするような香りがあります。
カキドオシはシソ科と知って、
何だか納得です。
ちなみにカキドオシの生葉でハーブティーをつくってみましたが、
自分には力強すぎました…。
(葉を入れすぎたか?)
でも時間をおくと少し飲みやすくなっていました。
分量のさじ加減で美味しくできるかな。
研究してみようと思います。
カキドオシとカラスノエンドウの効能
参考文献
1.「漢方と民間薬百科」大塚敬節著 主婦の友社出版(1966)
2.「薬草仙人の手帖」井澤嵯壽著 株式会社未知の駅(2019)
カキドオシ
ちょっと疲れた時に、カキドオシの生の葉をかじってみた
少し前、
畑作業が長くなってちょっと疲れたなあと思っていた時、
持って帰って洗っておいたカキドオシが、
思のほか良い香りに感じられました。
かじってみたところ、
何だか元気!!になる風味。
うそみたいですが、
本当に疲れが軽くなるようで、
葉と花を続けざまにいくつかかじっていました。
これは何か効能がありそうと調べてみたら、
カキドオシは「一種の強壮剤」とありました(参考図書1、142-143ページ)。
納得です!
カキドオシの効能
薬用部位:
全草(花のあるときにとって、乾燥させて用いる。
また、生のままで用いることもある:5~7月)
効能:
①虚弱児
虚弱児にせんじて飲ませると書いてありました。
一種の強壮剤で、
「昔は、幼児のおくいぞめの茶わんや皿に、
この草の絵が書いてあった」そうですよ!
②疥癬、打撲
③糖尿病、腎臓量
④腎臓結石
⑤下痢
(以上、参考図書1、142-143ページ)
(以下、参考図書2、165ページ)
⑥風邪
⑦水虫
⑧たむし
カラスノエンドウ
利用部位:
全草(4~5月)
効能:
生理不順、鼻血、黄疸
(以上、参考図書2、165-166ページ)
まとめ
雑草といわれる草の中には、
古くから効能があるといわれて利用されてきた民間薬も多くあると知りました。
ヨモギとか、ノビルとか、オオバコとか、ギシギシとか、スイバとか…。
知れば知るほどびっくりです。
これから数か月、
度々草を刈る季節に入りますが、
草をつかって疲れを癒す方法が見つけられるかも♪
草の生葉でも、
美味しく飲めるブレンドを研究してみたいと思います(*^▽^*)
読んでくれてありがとうー!!
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