こんにちは! わさびなです。
日に日に太陽の光も強くなってきました。
今年こそUVカットちゃんとしないとお肌が!(^^)!あぶないんですが、
今日のテーマは春夏シーズンの栽培計画づくり。
ぼやぼやしているとあっと言う間に春本番になってしまうんですよね。
いろいろ育ててみたいなと思ったら、計画を立ててみるとスムーズに
作業がしやすいと思います。適期に合わせることもしやすいですよ。
私は以下のような感じで家庭菜園の栽培計画をたてています。
何か役に立つ情報があれば取り入れてみてくださいね♪
準備するもの
紙とペンを用意して、栽培する場所をざっと書いてみましょう。
…何かの記号でも、ブロックを写生したものでもありません。
畝です!!!(絵心ありません。ハイ(*^▽^*))
何を・どこに・いつ植えるかを書き出していきます。
空いている場所・時期、空けたい場所、いつどこに植えるかが
一目瞭然になり、計画立てや作業がしやすくなります。
また、春・夏に植えたいものをあらかじめざっと考えておいて、
紙の端の方に書き出しておくと便利です。
植えたい大きな野菜を決める
トマト、キュウリ、ナス、オクラ、さつまいも、さといも、かぼちゃ等、
大きな野菜は場所をとり栽培期間も長くなるので、私はこれらをはじめに
どこに植えるかを決めてしまいます。
初めて育てる場合は、どの野菜がどの程度場所をとるか、栽培期間が
どれくらいかがわかりにくいかもしれませんね。
野菜の性質や、各地域に合わせた栽培期間をあらかじめ調べておくと
いいですよ♪ 栽培期間については、近所の方や近くのホームセンター
などで聞いてみてもよいかもしれません(ホームセンターは、たいてい
早めに苗が売り出されることが多いです)。
それと合わせて、種や種芋から育てるのか、苗を買うのか、
決めておきましょう。種からそだてる場合は、苗を自作
する方法もあります(固定種の場合は「固定種野菜の種と育て方」
著者: 野口勲, 関野幸生、出版:創森社がおすすめ!です)。
苗をつくる場合(私は3月、野菜によっては4月につくります)、
種を直播する場合、苗を定植する場合、それぞれに時期が
異なってきます。
無肥料で育てると、肥料を使う代わりに根を広くはらせることで
成長できるようにするので、肥料を使う栽培よりも場所を広めに
とることが必要です。
また、無肥料だとゆっくり育つ代わりに、株の老化もゆっくりで、
比較的長期間収穫が望めることが多いです(例えば万願寺とうがらしや、
ピーマン、ナスなどは実がつくのがゆっくりになってきますが、
霜が降りる位まで採れます)。刈ってしまわない限り、畑にいる時間が
長くなります。
また、種を採取する予定だと、実が熟すまで待たなければならないので、
こちらもまた株が畑にいる時間が長くなります。
秋にダイコンや白菜など植えたいものがある場合は、余裕があればそれも
頭に置いて栽培場所を決めると栽培しやすくなると思います。
コンパニオンプランツ
大きな野菜を決めたら、コンパニオンプランツ(一緒・近くに植えると
互いに良い影響を与える植物:例トマトとバジル、トマトとニラ、
マリーゴールドと様々な植物など)も合わせて考えてみてもよいかも
しれません。種や苗の準備と合わせて用意しておけますよ♪
たとえば、私は病気予防にもなると聞いて、昨年はトマトやナス、
キュウリ、カボチャと一緒にネギを植えました。
トマトやナスには、ニラの一緒植えもいいらしいと聞いたので、
今年はトマトとナスはニラと一緒に植えてみようかと思ってます。
ちなみにネギについては、かなり近くに植えても苗の生長の邪魔になら
ない聞きましたが、本当にその通りでした(他のものは適度な距離が
必要なようです)。ナスやトマト、ピーマンには苗から10㎝くらいの
距離にネギを植えました。
昨年ピーマンの足元に植えたネギです。
かなり近い場所に植えています。
雑草の中にも、自分に虫をひきつけるなどして、野菜を丈夫に育てるの
に役立つものがあると言います。たとえばギシギシというガッシリした
相当存在感ある雑草は、じゃがいもの病気を抑えてくれるそうです。
また、ギシギシはよく見ると自分自身に虫をたくさん引きつけて
いる時があります。そのために近くの野菜が守られているような
時もあります。
よく観察すると草もおもしろいですよ(*^▽^*)!
それぞれいろんな働きがあるんだなあと感心してしまいます。
小さな野菜
次は大きな野菜ほど時間をかけずに食べられるようになる、小さめの
主に菜っ葉類やニンジンなどについてです。
花芽も出やすい時期で私はまだうまくできないのですが、こうした
小さい野菜を上手く使えば、3月~5月ごろの夏野菜をまだ植えて
いないか、夏野菜がまだ小さいシーズンの時間と場所を活用して収穫が
切れないようにできるそうです。
もう少し詳しくお話しすると、
自分の地域では、夏野菜(ナスやトマトなど)の苗を畑に定植するの
は大体5月以降になります。
例年では3月下旬から4月上旬には気温が大分上がってきます。畑に
直播しても発芽してくれる野菜もでてきます。
この時期から5月以降の夏野菜の定植まで空く場所に、何かを育てる
ことができます。
また、夏野菜を定植した後もすぐに成長するわけではないので、
ある程度大きくなるまで周りのスペースに遊びができます。
それを利用して菜っ葉類など小さな野菜を育てると時間と空間を
有効に使えることになります。
とはいえ、菜っ葉類、春は種をまいても花芽ができる時期とも
重なって、それ程葉っぱを大きくしないうちに茎が伸びてきて
花芽がついてしまうこともあるんですよね。ただ、花芽がついた茎も
食べられます(菜の花が例)。
栽培期間の短いものを選んだり、できるならビニールでトンネルを
するなど、温度管理をするのがコツのようです。
私はまだ試行錯誤中ですが、
今年はできれば栽培期間が短いラディッシュや東京べかななどを
ばらまきできればと思っています。
試すことができたら、またブログに書きたいと思います。
注意点
何を植える?
家庭菜園なので、もちろん自分が食べたいもの!!なんですが、
場所・環境によって合わないものもあったりします。
まずは、自分の
・場所:水はけや畝の状態(広い・狭い・高い・低い、もしくはこれから畝立てするのか)、
降雨の量、地域の天候
・植えたいと思っている野菜の性質
などについて知っておくと良いですよ。それに応じて野菜を育てる前に畝を整えたり、育てる野菜を合わせられます。
たとえば水はけが悪いところは、里芋のような水に強い野菜を栽培したり、畝をうんと高くしたりします。
つめすぎない
私はよくやってしまうのですが、たくさん収穫したいと思うと
たくさん植えたくなるんですよね…(^_^;)
でも、先ほども書いたように無肥料だと根はりをよくする必要が
あります。また、風通しがよくないと病気や虫にやられたりしがちです。
ですので、無肥料の場合は特にスペースに余裕をもたせることが
大切です。
私の個人的な感覚では、一般に株間(植える苗と苗の間)と書かれて
いる長さよりも、20~30センチメートル、あるいはそれよりも
多めにとっておいた方が上手くいくような気がしています。
たとえば、「トマトは株間を60cm」とあったら、少なくても80cm
~90cmくらいにします(私は今では1m~1m20cmとっています)。
私は種採りを繰り返しながら育てていますが、年々たくましく
なっていくようで、株と株の間を広くした方がよく育つと
思うようになりました。それにつれて、株間を少しずつ大きく
とるようになっています。
育てながら、自分なりの感覚をつかんでいかれたら良いと思います。
相性のよくないもの
たとえば、ナス科と他のナス科、ウリ科と他のウリ科など相性が悪いとされる
いわれるものがあります。
計画を立てる際に、一度調べてみるといいですよ♪
ただ、いろいろな情報を見ていくと、相性が良い悪い両方の意見が
ある場合もあって、調べた上で自分なりに判断して栽培してみるという
姿勢が必要なのかなと思っています。
いろいろ考えてしまうと植えづらくなってしまうかもしれません。
私はいーっぱい失敗し、今でも「あ”」なんてことが日常茶飯事ですが、
大丈夫、大丈夫!
育ててみると、芽が出て、大きくなって、花が咲いてと、
その時その時にたくさんの楽しみがあります。
春夏シーズン、楽しんでくださいね♪
ここまで読んでくれてありがとうー!!
関連記事:
●家の中で湯たんぽ育苗:ミニトマトとナスの種を豆腐パックにまきました【無農薬・無肥料・草生栽培で家庭菜園の野菜づくり】(記事こちら)