こんにちは! わさびなです。
「種はまかなきゃ芽がでねぇぞ(私の師匠談)」
ということで、ついにやってまいりました。
今年も苗づくりのシーズンです!!
夏野菜は直播すると収穫が秋以降になることがわかり、
私は少ない量ですが家の中で育苗します(発芽したら窓際に
置きます)。
今年の冬は暖かく、つくる数は少ないのですが、
苗づくりをいつからスタートするかちょっと悩みました。
花の咲く期間が長い時は遅霜に気をつけた方がよいと
いわれることもあると聞いて、いつもと同じくらいに
しようと決めました。
昨日豆腐パックでつくった苗バックに播いたのは、
ミニトマト(チャドウィックチェリートマトとサンマルツァーノという品種)
とナス(橘田ナスという品種)です。
ここでは湯たんぽを使って温めていますが、育苗マットなる便利なものも
市販されていますよ♪
豆腐パックで苗づくり
1.育苗トレーを用意します。
私は豆腐パックで作ったので、仕切りを組み立てて、土を入れて使います。
(豆腐パックで育苗トレーづくりの記事はこちら♪)
2.種を用意します。
チャドウィックチェリートマトの種です。
これは2013年から作っているのでマイ畑7回目選手です。
こちらはイタリアトマトのサンマルツァーノの種です。
チャドウィックチェリートマトよりも少し丸っぽいでしょうか。
これは種採り確か3回目のものです。
2013年にとったチャドウィックチェリートマトの袋を見て
思わず出してしまいました。初めて育てた夏野菜がこのトマト
なんです。
いやあ感慨深いなあ…と思ったところで、
ハッ(*”▽”)と気づきました。今日はやることがまだまだ山盛りです。
あぶないあぶない。作業すすめましょう。
こちらは橘田ナスです。
3.育苗トレーに土を入れます。
土を入れたら指で押して詰めて上まで入れていきましょう。
ふかふかだと水をあげた時にかさがぐんと減ります。
それから種おいていきます。
トレーに何を植えるかマジックで書いておくと便利ですよ♪
4.種を土に埋めます。
なるべくピンセットを使っています。
(適当に指で種を埋めることもありますが(*^▽^*))
5.適当な形に切った新聞紙を上にかぶせます。
あまり土が乾いていたので、私は種まき前に土を湿らせましたが、
新聞紙をかぶせてから上から霧吹きで湿らせてもよいです
(この後は、白い茎がもちあがってきて発芽したことがわかる時まで
基本的に水はやらないことが多いです)。
6.新聞紙をかぶせた上からビニール袋でくるみます。
7.今回、6の状態のものを3つ作りました。
それらを、湯たんぽの上にのせて発芽させます。
湯たんぽはカバーに入れて適当な箱の中に入れます(上にトレーを
のせやすい状態にする)。
8.湯たんぽから上がってくる熱の温度調整と、
トレーをのせやすくするために、雑誌や新聞紙などで
適当な厚さの台をつくります。
薄いパンフレット+新聞紙+広告を重ねてみました
(後で、実際に保管する状態で温度をみて厚さを調整してください)。
9.台の上に育苗トレーを載せます。
10.台ごと、厚めのビニールでくるみます。
11.箱の中に入れた湯たんぽを、箱ごと大き目のビニールに入れます。
12.ビニールを開けて、湯たんぽの上に、
ビニールでくるんだトレーと台をのせます。
13.ビニールを閉じます。
(この状態で育苗トレーが熱くなりすぎていないかをみてください。)
14.適当なカバンにビニールごと入れます。
15.箱の上にひざ掛けなどを載せて保温します。
夜は特に温度が下がりやすいので、こたつの中、座布団などの上などに
置くなどして工夫するとよいです。
湯たんぽのお湯は朝と夜寝る前に変えます。
育苗マットの誘惑を感じます…^_^;
トマトは比較的発芽が早い印象です。白い小さな茎が
持ち上がってきたら湯たんぽから外します。
育苗する時に注意したいと思っていること
まだまだ改良点が出てくると思うのですが、今のところ
次のような点に気をつけるようにしています。
1.土
育苗する時に使う土なんですが、私は畑を使えているので、そこから
持ってきています。
ただ、根切り虫がいる場合もあって昨年は結構苗を切られてしまった
ので、今年は冬の間にブルーシートの上に広げておいた土を
使うことにしました。どうなるかでしょうか。
2.湯たんぽの水かえ
朝晩やらないとお湯が冷えてしまうので、忘れないように変えないと
いけません(正直何度も忘れてます… ごめん苗)。
愛情です。ひたすら愛情です(*^▽^*)
朝忙しかったり、忘れてしまったりすることもあって、
上手く発芽させるには育苗マットを買った方がいいのかなあなんて
思うんですが、家庭菜園いつまでやるかなあと思うととりあえず
湯たんぽでいいかと思ったりしています。
3.苗数多めに
上手く発芽しなかったり、弱そうな苗や奇形に見えるものが出て
くることもあるので、多めにつくっておくと安心です。
(でも多くできると全部植えたくなってしまうんですよね。悩ましい…(^_^;))
4.育苗する場所が十分あるかあらかじめ考えておく
私は本葉が出ると一つずつ苗ポットに移植して窓際に置きます。
苗ポットに移すと結構場所をとるようになります。
昨年はチャドウィックチェリートマトの苗が定植前に大きくなりすぎて、
苗ポットに植えた苗をさらに大きなポットに植え替えました。
場所がギリギリでした…(^_^;)
かといって畑に出すのが早すぎると上手く育たなかったり、弱りやすく
なることがあるように思います。
育苗トレーから苗ポットに移した後に場所があるかどうか確認しておくと
よいですよ♪
まとめ
種は、水を含ませたガーゼなどにくるんで腹巻などにいれて温め、
根が出てきたら土に入れるという話も聞いたことがあり、以前
試したことがあります。
上手く発芽しなかった種もあって(種そのものがだめだったのかも
しれませんが)、その後は試していないのですが温度管理が
上手くできますよね。また試してみようかと思ってます。
今回はちゃんと温度管理できるようにしたいなあ。
よし、愛情!!(^^)!
ここまで読んでくれてありがとうー!!