6月の畑さんぽ~雨のめぐみで畑は「緑」がいっぱいです【四季の畑】

畑の風景

ようこそ畑じかんへ!

雨の多くなる6月。

草生栽培の畑では、勢いよく草があちらこちらからのびてきます。
まさに「緑色」の季節です。

野菜がうもれないように草を刈るのは手間がかかりますが、
草花の生命力がもっとも力強く感じられるシーズンともいえそうです。

 

さあ畑へどうぞ!

 

 

 

こちらはミント葉です。
勢いが出てきました。

 

 

下から見上げるとミントが生き生きしているのがよくわかります
(電線がちょっとしたアクセント(*^^*)

 

 

 

こぼれ種から発芽した赤ジソです。
シソが生えてくると本格的に暑い季節にむかっていく気がします。

 

 

 

こちらはヨモギです。
そのままにしておくとちょっとした木みたいに茎がふとくがっちりしてきます。

 

 

 

ギザギザ葉っぱのアキノノゲシ。
夏から秋にかけて黄色い花をつけます。
茹でて水に浸して苦味をとったら食べられるらしいのですが、今度ためしてみようかな。

 

こちらは大きくなったアキノノゲシ。
気づいたら大きくなってました(*^▽^*)

 

 

 

 

こちらは背丈の低いシロザ。
真ん中には白っぽいの粉のようなものがついています。
まだ食べたことはないのですが、この草も食べられるそうですよ♪

 

 

 

一度植えれば毎年生える多年草を植えると助かると聞いて、
おととし植えたフキとミョウガです。

フキは結構増えました。細めで短いですが、今シーズン何本か食べてます。
ミョウガは昨年はとれませんでしたが、今年はとれるかな?

 

 

 

こんな感じでどこを見ても緑、緑、緑の感じがする6月ですが、
種の茶色もちらほら見える季節でもあります。

 

これはギシギシの種。
増えると結構大変な草ではあるのですが、太い根が土を耕してくれます。
この草が生えると土が肥えると聞いたことがあります。
周りの黄色い花はウイキョウ(フェンネル)の花。
からみついているのはヤブガラシの葉です。

 

 

ちなみにこのヤブガラシ、
本当にヤブをからしてしまうほどのすごい草なんです!!

家庭菜園をはじめて間もない時期、
なかなか畑に行かれずに、久しぶりに行ったらこの草がすごい勢いでした。
名前に納得しました。野菜は完全に覆いつくされていました。

この花の蜜はアシナガバチが好むようです。

 

こんな感じでのぼっていきます。

 

細いつるなのにすごいパワーなんです。
根っこは太く長く、この草が生えているところには地中かなり根が広がっているといいます。
(畝を立てる時はできるだけ根っこをとりのぞきます)

 

 

 

こちらはチャード。
もうすぐ種ができそうです。
葉はあまり大きくなりませんでしたが、種がとれたらまた播いてみようと思います。

 

 

 

少し前の春菊です。花びらが枯れると段々茶色くなっていきます。
6月も末になると花は全部茶色くなって種がぎっしりになっています。

 

春菊の種です。

 

 

 

 

 

緑と茶色がちらほらの6月、足元でパッと目を引くのがこちらの花。
イモカタバミのピンクの花です。

 

 

イモカタバミ。なぜイモなのか?

 

掘ってみるとこんなイモ(?)がついてるんです!!
写真だとわかりづらいかもしれませんが、結構鮮やかなオレンジのラインが入ってます。
草を刈っていたとき偶然見つけたのですが、最初イモカタバミの根だと気づきませんでした。
ちょっとオシャレ感あります。

 

 

黄色の花をつけるタチカタバミもあります。
イモカタバミより小さめです。

 

 

イモカタバミとタチカタバミ、実は葉の大きさは結構違うんです。

左側の大きい葉がイモカタバミの葉。
右側はタチカタバミの葉。

 

 

カタバミで語ってしまいました…。
何か気になってしまうんです。この葉っぱの形が。
そして掘ってみたらちょっとこれオシャレなんじゃないの感漂わせるイモが!
しかも虫刺されにさされたらこの葉っぱをこすりつければOK!ってなかなかやるじゃないのっ!!!

 

 

草好きにはたまらない季節です。6月。

 

 

キクイモも元気いっぱいです。

 

 

暑い日も出てきて、太陽の光と雨を交互にあびてどんどん大きくなっていきます。

 

太陽パワーをしっかり受けて、夏にむかってエンジン全開!です。

 

 

読んでくれてありがとうー!!