1月の畑さんぽ~春の足音が聞こえてきます【畑じかん写真館】

畑の風景

〔2020.1.17記事)

 

こよみではもうすぐ大寒。1年で一番寒い時期です。

でも冬至からはもうすぐ1か月。
昼の長さは少しずつ長くなっています。

畑に立つと、お天気の日には寒くても、
昼に近づくと太陽の光が日に日に強くなって
きているのを感じます。

ゆっくりゆっくり畑には春が近づいてきているようです~

 

 

 

ソラマメと玉ねぎの畝です。

 

 

玉ねぎもしっかり活着してきました。
どんな玉ねぎになるんだろう。
美味しくなるといいなあ。

 

 

沖縄の在来種、しまなの花です。
少し前から花が咲いていますが、
次々と花芽が出てきました。

 

 

種を入れる小さな莢もできてきました。
例年は11月ごろになると花を咲かせるのですが、
今シーズンは寒くなるのが遅かったので、
今の時期までずれたようです。

 

 

 

少し前に写真にとった、福井青カブです。

そろそろ花芽ができるかな?、と
葉の根元をのぞいてみました。

 

 


花芽ができています!

花芽のついた茎がのびてくるとトウ立ちと
いい、根元のカブは食べるのには向かない
状態になってしまいます。

早く食べよう、いや、種とりしようか??
うーん。どっちにしようかなあ。

 

 

 

 

ということは、ターサイも花芽がついているのでは、
と思ったら。やっぱり花芽がついてました!

ターサイは次第にそれぞれの葉の根元に花芽が出てきて、
それを見るのも何だか楽しいです。

そんなことを考えていると、食べるにも食べられなく
なってしまうんですよね。何のために作っているのか
わからなくなってきます(笑)

 

 

 

きれいなだなあなんて、呑気に花をみてしまいますが、
植物は足がないだけに、環境の変化をキャッチして、
それに合わせて変化・進化していく力はきっと想像以上
なんだろうと思います。

雨が降っても、霜が降りても、雪が降っても、天候が
著しく変わっても、その場所で生き抜いて種を保存していくために
最善を尽くす。

静かに静かに、ひっそりと立っているように見えるのですが、
その生命力の強さ。

畑にいると、いつの間にか元気になるのはその力をわけてもらって
いるからかもしれません。

 

 

 

春が少しずつ近づいてきています。
みなさん、暖かくしてお過ごしくださいね。

今日は畑を見に来てくれてありがとう!