長い梅雨のあとにやってきた今年の8月。
畑の野菜や草花も久しぶりの太陽の光によろこんでいるようでしたよ。
梅雨が明けてから、
エビス草の新芽が勢いよく出てきました。
太陽を待ってましたとばかりのトマト。
ミニトマトもやっと!赤くなりはじめました。
オクラの花も次々と花を咲かせはじめます。
でもあの長雨にうってかわって、
この8月の雨の少なさ。
連日35℃を越えるような暑さで、
強い日差しが容赦なく照りつづけます。
美しい青い花をつけて楽しませてくれていたツユクサですが、
あまりの暑さ・乾燥に葉が縮みはじめました。
キュウリの株にカエルのこんな姿も。
日差しをよけてひと休みでしょうか。
こんなお天気が延々とつづきます。
雷とともに雨が少し降った時もありましたが、
とても十分な水とは言えません。
来る日も来る日も気温は上がり、
太陽が照りつけます。
畑のあちらこちらに生えているシソも葉がぎゅっと小さくなっています。
土を覆うために育てられることもあるクローバーですが、
さすがにちょっとつらそうな姿も。
人間は外での運動や作業は避けましょうと言われるくらいの天候です。
こんな過酷な天候に連日耐えている野菜や草花たち。
水やりができているのは一部の野菜だけで、
それも十分な水をあげられているわけではありません。
植物の生命力の強さを改めて感じさせられます。
そんな中でも、
暑さや乾きどこ吹く風と生き生きと育っている草たちもいます。
「わあ、きれい!」と思わず声をあげてしまいました。
イヌビユのようです。
青々としているシロザに思わず見入ってしまいました。
この時期、
シジミチョウもたくさん飛んでいるんです。
あらためて見回すと、
あちらこちらで白っぽい小さなもの(シジミチョウです!)が草の上を飛び回っています。
その数の多いこと!
暑くないのかなあ。
思えば実をつけるのは、
いのちを子孫へつなぐため。
いのちをつなぐ営みの真っ最中の植物たちもいます。
力のかぎり実をつけ続けるミニトマト。
大きくなってきたナタマメのさや。
大きくなったさやは、
だんだん膨らんできます。
どんな豆が育っているんでしょうか。
フェンネルの花の時期が終わり種ができはじめました。
太陽の日差しの下で種が成熟していきます。
ピーマンが赤くなってきましたよ。
もう種ができたでしょうか。
遅くに定植したトマトも実をつけています。
この実の中には何個の種が入っているのでしょうか。
花を咲かせて、
実を結び、
種をつくる。
どんな状況でも、
命あるかぎり、
いのちをつなげる営みをつづける。
そんな8月の畑です。
お読みくださってありがとうございました!