冬でも青々としているフェンネル(ウイキョウ):栽培・利用法~今年の栽培計画検討に【無農薬・無肥料・草生栽培で家庭菜園の野菜づくり】

冬野菜

こんにちは! わさびなです。

写真は12月にとったフェンネル。今も黄色い花が咲いて、
青々と茂っています。

種をまけばほとんどないもしないで自生してくれます。
この場所は使わない場所なのですが、何か咲けばきれいかな
と思って、数年まえにフェンネルの種をまきました。

その後は自分で種をおとして育ってくれています。

香りがとても強いので、今まで葉っぱを少し食べたり、お茶にす
るくらいでした。(白くふくらむ根元の球の部分も食べるそう)。

でも、とても強いハーブで育てやすく、今春夏何を植えるか考えて
いますが、手間もあまりかからないこのハーブをもう少し
活用できたらいいなと思ってます。

身体にもよい成分が含まれているそうですよ♪

種は、インド料理屋さんでレジの横においてあるあの種です!

 

 

・広めの場所があって、強いハーブをうえてみたい
・冬でも青々とした植物を見たい
・授粉昆虫をよぶ植物がほしい(黄色い小さな花が小さな傘のように
集まった花がたくさん咲きます)

こんな希望がある方には、栽培おすすめかも(*^^*)

今年の栽培どうしようかな~とちょっと調べてみました。
よかったら読んでみてくださいね。
以下フェンネル紹介です♪

 

フェンネル栽培

私は、フェンネルはサラダにさっと散らしたり、ハーブ水にしたり
して利用するぐらいだったので、播いたらほったらかしにしてました(^^;

葉っぱや種を少し利用するぐらいならそれで十分かもしれませんが、
根元の球(白くふくらむ部分)を食用にしたければ、もう少し注意
して栽培する必要がありそうです。

以下、「フェンネル」(川合貴雄・藤原稔司著、農山漁村文化協会2018
出版社のページ)で調べてみました。

フェンネルとは

フェンネル(茴香:ウイキョウともよばれます)の原産地は地中海沿岸、
イタリア南部と言われているそうです。

「冷涼な気候を好み、凍霜害を受けない程度の気温であれば、
夜温は低いほど肥大が優れ、甘味の高い品質のよい球が生産できる」
そう。

でも、結球期にー1度以下になると結球部が凍害を受けるそうです。

 

写真の時点で花芽ができていますが、球の部分はこんな感じです。

 

種まき時期

日が長くなると茎がのびて花芽をつけやすく(トウ立ちする)、
球にならなくなるので、種まきは春先ではなく、基本的には7月が
よいそうです。

 

栽培について

ほぼフェンネルに全部おまかせになってしまっているので!(^^)!、
気づいたことだけ書いてみます。

自分のところでは、フェンネルは冬と梅雨から夏にかけて位の2回
花をつけます。

本を読んでいて気づきましたが、たしかに夏に花をつけるものは、
その前もあまり球が大きくなっていないかもしれません。

日が長くなると花芽をつけやすくなので、球を大きくする時間が足りない
のだと思います。

球を食べたければ、寒い時期に球ができるように、種まき時期を調整
することが大切なんですね。

 

また、夏の方が、葉っぱの香りが強烈です。肥料を入れていないせいも
あるのかもしれませんが、私自身は寒い時期の方が食べやすいと思ってます。

 

とても強いので、無肥料でも結構大きくなる印象です。
花芽をつけるときは、1.7~1.8メートルくらいになるものもあります。
草刈りを多少するくらいで(草の方が負けてる印象ですが(^^;)、
丈夫です。

 

利用法

食べる・飲む

私が好きなのは、

 

・柑橘類の皮をむいて、フェンネルの葉・塩・オリーブ油・酢であえたもの

これはとても美味しいです!!
あとは、夏に、

冷水・フェンネルの葉・ミントの葉でハーブ水

レモンがあるとなおGOOD!ですよ♪

 

緑の部分はその他、
・ホットハーブティー
・スープの具、炒めて食べる
・フェンネルシードは少量を香辛料としてスープや炒め物に
(他のハーブと合わせると美味しさup!のようです)
しても美味しいと教えてもらったことがあります。

「フェンネル」の本には、球の部分を
・スティック状にして塩やマヨネーズで
・ピクルスに
・クリーム煮

などにすると載っていました。

効能

今までしらなかったんですが(もったいない!!)、フェンネルシードの
ハーブティーは女性特有の症状にも効くようです。

 

 

お正月料理用にみりんを買ったところ、「屠蘇(とそ)散」という袋がついていて、
その袋の内容に「茴香」も含まれていました。

「山椒さんしよう・白朮びやくじゆつ・肉桂など七種または八種を調合したもの。
中国、魏の名医華陀かだの処方という。年始に飲む薬で屠蘇袋に入れて
酒・味醂に浸して飲む」(屠蘇:大辞林第3版)

みりんに浸して飲んでみましたが、結構おいしかった♪

 

また、東邦大学額田医学生物学研究所というウェブサイトにフェンネルの効能が
記載されていました(こちら)。

・健胃、去痰
・アロマセラピ-ではストレス、疲労、消化不全、月経障害などの緩和に

ウェブサイトには利用法もいろいろ書かれています。
もっと活用されてもよい植物ではと書かれていましたよ♪

まとめ

フェンネル、思えば自分の畑で、キクイモと並ぶ手のかからない
強い植物のトップ2(☆☆)です。

元気な姿は生命力にあふれていて、見るだけでもパワーをもらえます。
ありがとうフェンネル(*^▽^*)。

たくましく自動運転してくれるので、存在があたりまえになって
いました。思えば、冬も青々としているので、生きてる冷蔵庫
畑のストックにもうってつけかもしれません。

 

最後に、フェンネルを調べていてたまたまウェブサイトを拝見した
額田生物研究所ですが、1914年に研究所を成立した創立者(額田晋)
の方の世界観のページも参照しました。
「創立者額田晋の世界観」(こちらのページ

どんな気持ちで生きているか。
ふと自分を振り返りました。

フェンネル、調べてよかった…(*^^*)

 

ここまで読んでくれてありがとうー!!