こんにちは! わさびなです。
今年の秋も日中は汗ばむくらいの日が続くなあと思っていましたが、
ここに来て大分冷えてきました。
えんどうやソラマメ、
そろそろ播く準備をしないといけませんね。
昨年の秋、
ソラマメを玉ねぎと混植してみました。
それが良かったのかどうかはわからないのですが、
アブラムシの害にあわずに済み、
はじめてソラマメが収穫できました!
実は今年の春、
その様子をブログに書こうと思っていたのですが、
あっという間に秋になってしまいました。
遅ればせながら、
今年の春の様子を記事にしてみましたので、
よかったら見てくださいね♪
栽培したソラマメ&玉ねぎ
ソラマメは、
「讃岐長莢蚕豆」という品種です(野口種苗さんで購入)。
玉ねぎはホームセンターの苗を購入しています。
固定種(親と同じ形質ができる種)をそだてて自家採種したいと思っているのですが
手が回っていません。
(自家採種について別に記事を書いてみました。
種についても少し書いているので、よかったらご覧くださいね。
●エンドウ豆の種採りを繰り返してみた~
種採りの効果&「稲と日本人」(甲斐 信枝:作、佐藤 洋一郎:監修)に学ぶ自家採種の歴史
【無農薬・無肥料・草生栽培で家庭菜園の野菜づくり】⇒)
無肥料だからだと思うのですが、
できる玉ねぎは小さめです。
昨年の秋に緑肥(生えていることで肥料のような効果がある植物)の
クローバーを畝の上に播いてみたのですが、
もう少し多めに播いても良かったのかも。
大きくてテニスボールくらいでした。
コンパニオンプランツのきっかけ
ソラマメと玉ねぎを混植しようと思ったきっかけは木嶋先生の本。
この混植の組み合わせが載っていました。
「育ちがよくなる! 病害虫に強くなる! 植え合わせワザ88 決定版
コンパニオンプランツの野菜づくり」(木嶋利男著、家の光協会⇒)
栽培してみて:アブラムシに効いたかも
ソラマメを育てたのは2回目です。
ソラマメと玉ねぎの混植は今回がはじめてです。
ですのでこの組み合わせを何度か試したわけではないのですが、
今回はアブラムシの害に合うことなく、
初めてのソラマメ収穫を楽しめました!
前回はどうかというと、
アブラムシが大発生でした(一昨年の秋にまいたソラマメ)。
家庭菜園周辺の環境に大分変化があったので、
もしかしたらそれが理由だったのかもしれませんが、
これほどのアブラムシを見たのははじめてでした。
雑草のカラスノエンドウにもびっしり!!
ついているくらいでした。
私が種をまいたソラマメ数株にもたくさんきて、
花芽ができても食べられてしまう状況でした。
アブラムシを食べてくれるテントウムシ来てくれ~!
と思ったのですが、
来てくれたのは大分後。
エサが豊富ゆえか、
テントウムシの数もかなり多くみられました(しかし一足遅かった…)。
収穫については、
近隣で見かける肥料をいれて栽培されているソラマメと比べると、
背丈も小さくて、
莢の数も大分少なめでした。
玉ねぎも大きくてテニスボールくらいでした。
でも収穫ができたのは何より(*^▽^*)!
(収穫がたくさんほしい場合は、
肥料を入れるなど何か工夫が必要に思えました)
ソラマメの種まき
別に記事を書いていますので、
よかったらご覧くださいね♪
玉ねぎの植えつけ
別の記事に書いてみました。
よかったらご覧くださいね♪
野菜超初心者からスタートした無農薬無肥料・不耕起栽培で自家用野菜づくり(記事)
春の成長の様子
4月初め頃に花が咲き始めました。
花が咲いて少しすると、
小さな莢が姿を現します。
花は下からだんだんと咲いていきます。
強い風でゆれていたので木の枝をつかって支えてみました。
あちらこちらについた莢。
ソラマメを植えた畝です。
一番手前の株は大きく成長したのですが、
花が咲き始めるのが一番遅く、
暑さとかぶって樹勢が弱り収穫できませんでした。
ソラマメの右手、ひゅっとのびている葉は玉ねぎです。
ソラマメがなぜかお気に入りだったカエル。
葉にのっていたり、
茎にしがみついていたり、
何度か見かけました。
重そうです(^^;)
収穫できたソラマメ。
皮にうっすらとしわがよっていて、
食べるにはもう少し早い方がよかったかもしれません。
莢から出してみました。
楽しそう(*^▽^*)
塩ゆでして食べました。
美味しかった…。
種採り
種採りのポイント
「固定種野菜の種と育て方」著者: 野口勲、 関野幸生、出版:創森社⇒
(182頁)
から以下簡単にまとめてみました。
(よく参考にしている本です。種採りに興味のある方におすすめです!
本についてこちらにも書きましたので、よかったらご覧くださいね♪
●無農薬無肥料・不耕起・草生栽培で家庭菜園をするのに参考にしている本
【超初心者からスタートした無農薬無肥料・不耕起・草生栽培で家庭菜園体験記2】記事)
①母本
病虫害のないもの(特にアブラムシ)、形質や実つきのよいもの
②種採りする莢
種採り用の莢は、
・皮がうす黄色くなって、
・しわが入るまで待つ(収穫適期から2週間くらい)
(雨が降ると吸水するので早めに収穫する)
③種採りの方法
・さやを枝からひとつずつはずす
・莢ごと天日干し(2週間程度)
・さやがカラカラになるまで乾燥する(莢は真っ黒になる)
注意:莢から出して乾燥しないこと(乾燥にムラがでる)
種採りしてみました
ザルに入れて天日干しをしたものです。
真っ黒になりました。
割ってみたらこんな具合でした。
とれた種。
きれいに乾燥できたものもあれば、
黒っぽくなってしまったものもありました。
播いたら芽がでるかな??
ソラマメ栽培の後はナス
ちなみにソラマメを育てた後は、
ナスを栽培しました。
まだソラマメの株が残っているところに、
ナスの株を植えつけました。
こちらの記事にその様子を書きました。
ご興味のある方がいらしたらご覧になってみてくださいね。
今年は長雨・猛暑・少雨でナスの出来はあまりよくなかったです。
でも種採りできたので、
次のシーズンの栽培がまた楽しみです。
最後に
記事を書いていたら、
春の様子を思い出しました。
ソラマメの花、
かわいらしい花でした。
なんとなく出目金みたいです(*^^*)
ちょっと前は昼間汗ばむくらいでしたが、
寒くなるスピードも何だかはやそうです。
冬支度の準備をしておかないといけませんね。
今年も昨年と同じ方法でソラマメを播いてみようと思ってます。
来年はソラマメをたくさん食べられるといいなあ。
読んでくれてありがとうー!!
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