秋になってからササゲがとれはじめました~2021年秋のササゲと白ナタ豆【無農薬・無肥料・草生栽培で家庭菜園の野菜づくり】

夏野菜

こんにちは!わさびなです。



今年の10月は本当に暖かい、というか暑くてびっくりです。
そして今年の夏シーズンも、お天気なかなかに波がありました。

入梅はかなり早く、
梅雨は長め。

猛暑と思っていたら、
8月に入って梅雨に戻ったかのような雨続きの時期がありました。
天気が良くなっても暑さは落ち着いて、
何となくそのまま9月に入っていきました。

猛暑はつらいのでそれはそれでありがたかったのですが、
予測できない天候で野菜たちも戸惑った様子。

以前ブログで、
「ササゲはじゃんじゃんとれるので夏の救世主」的なことを書きましたが、
今年の夏はササゲ静かだったなあ。

そんなササゲなんですが、
今がんばってます!

ナタ豆もここにきて、また花をたくさんつけています。

今回はその様子をレポートします♪

ササゲ

ササゲ種まき

そういや「ササゲ栽培」記事、
書こうと思いながら書くのを忘れていました…。

とりあえず今年の栽培について、
簡単にメモしておきます。


①播種(直まきしました)
・5月末~6月上旬
・1か所3粒播き(2粒しか発芽しない箇所も有り)

ちなみに種は昨年自家採種したもの。
ササゲは2018年から自家採種しています。


②畝幅 
90㎝くらい
株間90㎝くらいで1条に播く


③混植
ササゲとゴーヤーを交互に播いてみました
(しかしゴーヤー、今年はなんと雌花をほとんどつけなかったなあ。
お天気のせいなのか??)


梅雨明け後

長い梅雨でご機嫌ななめになったのか、
細々と花が咲いて、豆莢ができるという感じでした。




こちら曇天のササゲなんですが、
葉の茂り方、花のつけ方、
いまひとつ本領発揮できていない感が出ています。



こんな天候ですから、文句つけるつもりはないんです。ハイ。
もちろん、お花は素敵でした。



9月中旬~下旬以降

それが9月中旬、
暑さがぶり返してきてから、
きました。

ご覧ください、この素晴らしい繁茂ぶり。
こうでなくちゃいけません。
細長い棒のように下がっているのがササゲの豆莢です。

今年はあまりできないなあと思っていたので、
ありがたい限りです。

暑さ・乾燥に強いので、
このところ少雨ですが収穫が続いています。



ただ、寒さには弱いので、
そろそろ今年の収穫シーズンも終わりかな?


なた豆(白)

なた豆種まき

なた豆栽培、
昨年記事を書こうと思って結構写真もとったんですが、
1年経ってた(^^;)

とりあえずこちらも今年の栽培の様子をメモしておきます。



①播種(育苗中心)
5月初旬くらいに12.5㎝のポットに種まき
※もっと大きなポットがあるならそれを使ってもよいと思います。
種はとても大きいです。

土が盛り上がってきて発芽しそうになったら植えつけ
(根もものすごく大きいので、
完全に発芽するまで待つと窮屈になると思います)

1粒まきで発芽させましたが、
複数の株を一緒に育てた方が生育がよいそうで(マメ科あるあるです♪)、
植えつけた隣に後から直まきで1粒追加しました。
温度と雨に恵まれれば比較的早めに発芽してくれます。

・こちらも自家採種しています。
昨年はじめて育てて種をとりました。



②畝幅 
90㎝くらいの畝幅に1条。
株間90㎝くらい 。



③混植
東にむかって手前にハトムギ、
下にサツマイモを植えつけてみました。

はっきりいって、
「手狭」でした(^-^;

なた豆が繁茂すると、
サツマイモへの日当たりが不足気味になってしまいます。

ついついあれもこれも、
植えつけたくなってしまうんですよね…。


こんな具合でしたが、
写真がないとわかりづらいかなあ。

今年の写真はあまりとっていないのですが、
昨年の写真を交えてでも、
今度なた豆栽培の記事を書きたいと思います。


以下は昨年種採りしたなた豆と豆莢。
豆は長さ2.5cmほどもあるんですよ。




豆さや~乾燥させて大麦などと一緒にお茶にしました

漢方生薬にも使われるなた豆。
排膿などの効能があるそうです。

豆莢や茎葉は乾燥させてお茶にできるというので、
収穫後、比較的きれいだった豆莢を残してフライパンで炒りました。
畑でとれた麦などとあわせて飲んでみましたが、
香ばしくて美味しかったです(*^▽^*)

お茶にした写真を撮り忘れたのですが(^^;、
炒った写真はこれです。



梅雨明け後(自家採種して昨年より進化!)

なた豆は好調なスタートでした。
梅雨明け間近あたりから、
花がたくさん咲きはじめました。



昨年はじめて栽培した時は、
上のように群れて花が咲いても、
豆莢ができるのはこのうち1本だけという様子でした。

シーズン通しての豆莢収穫も、
片手に数える程度。

それが!
花が咲いた後に何本も豆莢ができました!!



1年ですごい進化です。


なた豆の豆莢はなかなかに大きく、かさがあるので、
毎日の食材に大助かり。
なた豆育てて良かった!



今夏はじゃんじゃん採れるね~なんて思っていたら、
8月になってから梅雨に逆もどりしたような天気が続いた時があり、
気温も下がり気味で、
なた豆がふるわなくなってしまいました。

9月下旬~

しかしそれで終わらなかったなた豆。

9月中旬になって暑さがぶり返し、
ふたたび花をつけはじめました。


小さな豆さやも見え始めました。


雨がもっと降っていたら、
豆さやが早く大きくなっていたかもしれません。

これから間もなく気温が下がるかもしれないので、
豆さや大きくなってくれるかな?
引き続き観察します。



まとめ~夏が駄目でも秋にいけるかも:畑においておくのも1つのリスクヘッジ

お天気の変動が本当に大きくなりました。

10月に入ってからも驚異的な暑さ、
早く寒くなると思って先月はじめに播いたアブラナは虫のエサに(^-^;


なるべく資材にお金をかけずに栽培したいと思っていますが、
寒冷紗(虫に食われないように野菜にかける網)が必要かなあと思ったりしています。

家庭菜園をはじめた頃とは大違いです。
種まき時期だとか、
栽培するものだとか、
自然をよく観察して対応していかないといけないなあと思います。



でも、
暑さが長引けば、
暑さに強いものは育つんですよね。

夏に調子がでない野菜でも、
場所に余裕があれば秋もそのまま畑に置いておけば、
収穫できてリスク分散ができるかもしれません。

今のササゲの様子を見ていて思いました。



収穫できない野菜とできる野菜。
よーく観察して工夫してみれば帳尻があうのかな??

興味深い…。


なた豆の豆莢が大きくなりますように!

読んでくれてありがとうー!!