こんにちは!わさびなです。
今年の10月は本当に暖かい、というか暑くてびっくりです。
そして今年の夏シーズンも、お天気なかなかに波がありました。
入梅はかなり早く、
梅雨は長め。
猛暑と思っていたら、
8月に入って梅雨に戻ったかのような雨続きの時期がありました。
天気が良くなっても暑さは落ち着いて、
何となくそのまま9月に入っていきました。
猛暑はつらいのでそれはそれでありがたかったのですが、
予測できない天候で野菜たちも戸惑った様子。
以前ブログで、
「ササゲはじゃんじゃんとれるので夏の救世主」的なことを書きましたが、
今年の夏はササゲ静かだったなあ。
そんなササゲなんですが、
今がんばってます!
ナタ豆もここにきて、また花をたくさんつけています。
今回はその様子をレポートします♪
ササゲ
ササゲ種まき
そういや「ササゲ栽培」記事、
書こうと思いながら書くのを忘れていました…。
とりあえず今年の栽培について、
簡単にメモしておきます。
①播種(直まきしました)
・5月末~6月上旬
・1か所3粒播き(2粒しか発芽しない箇所も有り)
ちなみに種は昨年自家採種したもの。
ササゲは2018年から自家採種しています。
②畝幅
90㎝くらい
株間90㎝くらいで1条に播く
③混植
ササゲとゴーヤーを交互に播いてみました
(しかしゴーヤー、今年はなんと雌花をほとんどつけなかったなあ。
お天気のせいなのか??)
梅雨明け後
長い梅雨でご機嫌ななめになったのか、
細々と花が咲いて、豆莢ができるという感じでした。


こちら曇天のササゲなんですが、
葉の茂り方、花のつけ方、
いまひとつ本領発揮できていない感が出ています。
こんな天候ですから、文句つけるつもりはないんです。ハイ。
もちろん、お花は素敵でした。

9月中旬~下旬以降
それが9月中旬、
暑さがぶり返してきてから、
きました。

ご覧ください、この素晴らしい繁茂ぶり。
こうでなくちゃいけません。
細長い棒のように下がっているのがササゲの豆莢です。
今年はあまりできないなあと思っていたので、
ありがたい限りです。
暑さ・乾燥に強いので、
このところ少雨ですが収穫が続いています。
ただ、寒さには弱いので、
そろそろ今年の収穫シーズンも終わりかな?
なた豆(白)
なた豆種まき
なた豆栽培、
昨年記事を書こうと思って結構写真もとったんですが、
1年経ってた(^^;)
とりあえずこちらも今年の栽培の様子をメモしておきます。
①播種(育苗中心)
・5月初旬くらいに12.5㎝のポットに種まき
※もっと大きなポットがあるならそれを使ってもよいと思います。
種はとても大きいです。
・土が盛り上がってきて発芽しそうになったら植えつけ
(根もものすごく大きいので、
完全に発芽するまで待つと窮屈になると思います)
・1粒まきで発芽させましたが、
複数の株を一緒に育てた方が生育がよいそうで(マメ科あるあるです♪)、
植えつけた隣に後から直まきで1粒追加しました。
温度と雨に恵まれれば比較的早めに発芽してくれます。
・こちらも自家採種しています。
昨年はじめて育てて種をとりました。
②畝幅
90㎝くらいの畝幅に1条。
株間90㎝くらい 。
③混植
東にむかって手前にハトムギ、
下にサツマイモを植えつけてみました。
はっきりいって、
「手狭」でした(^-^;
なた豆が繁茂すると、
サツマイモへの日当たりが不足気味になってしまいます。
ついついあれもこれも、
植えつけたくなってしまうんですよね…。
こんな具合でしたが、
写真がないとわかりづらいかなあ。
今年の写真はあまりとっていないのですが、
昨年の写真を交えてでも、
今度なた豆栽培の記事を書きたいと思います。
以下は昨年種採りしたなた豆と豆莢。
豆は長さ2.5cmほどもあるんですよ。

豆さや~乾燥させて大麦などと一緒にお茶にしました
漢方生薬にも使われるなた豆。
排膿などの効能があるそうです。
豆莢や茎葉は乾燥させてお茶にできるというので、
収穫後、比較的きれいだった豆莢を残してフライパンで炒りました。
畑でとれた麦などとあわせて飲んでみましたが、
香ばしくて美味しかったです(*^▽^*)
お茶にした写真を撮り忘れたのですが(^^;、
炒った写真はこれです。

梅雨明け後(自家採種して昨年より進化!)
なた豆は好調なスタートでした。
梅雨明け間近あたりから、
花がたくさん咲きはじめました。

昨年はじめて栽培した時は、
上のように群れて花が咲いても、
豆莢ができるのはこのうち1本だけという様子でした。
シーズン通しての豆莢収穫も、
片手に数える程度。
それが!
花が咲いた後に何本も豆莢ができました!!

1年ですごい進化です。
なた豆の豆莢はなかなかに大きく、かさがあるので、
毎日の食材に大助かり。
なた豆育てて良かった!
今夏はじゃんじゃん採れるね~なんて思っていたら、
8月になってから梅雨に逆もどりしたような天気が続いた時があり、
気温も下がり気味で、
なた豆がふるわなくなってしまいました。
9月下旬~
しかしそれで終わらなかったなた豆。
9月中旬になって暑さがぶり返し、
ふたたび花をつけはじめました。

小さな豆さやも見え始めました。

雨がもっと降っていたら、
豆さやが早く大きくなっていたかもしれません。
これから間もなく気温が下がるかもしれないので、
豆さや大きくなってくれるかな?
引き続き観察します。
まとめ~夏が駄目でも秋にいけるかも:畑においておくのも1つのリスクヘッジ
お天気の変動が本当に大きくなりました。
10月に入ってからも驚異的な暑さ、
早く寒くなると思って先月はじめに播いたアブラナは虫のエサに(^-^;
なるべく資材にお金をかけずに栽培したいと思っていますが、
寒冷紗(虫に食われないように野菜にかける網)が必要かなあと思ったりしています。
家庭菜園をはじめた頃とは大違いです。
種まき時期だとか、
栽培するものだとか、
自然をよく観察して対応していかないといけないなあと思います。
でも、
暑さが長引けば、
暑さに強いものは育つんですよね。
夏に調子がでない野菜でも、
場所に余裕があれば秋もそのまま畑に置いておけば、
収穫できてリスク分散ができるかもしれません。
今のササゲの様子を見ていて思いました。
収穫できない野菜とできる野菜。
よーく観察して工夫してみれば帳尻があうのかな??
興味深い…。
なた豆の豆莢が大きくなりますように!
読んでくれてありがとうー!!