お家でさつまいもの種イモ保存&苗とり

無農薬・無肥料・草生栽培で家庭菜園の野菜づくり

こんにちは! わさびなです。

昨日さつまいもの記事を書いて、数年前に収穫したさつまいも
(どれもミニおいもでしたが美味しかった!)を種イモとして
保存したことを思い出しました。

今日はそのときの様子を書きますよ~!

種イモの保存:新聞紙と洗濯ネット

南方新社「自然農・栽培の手引き」で、タネイモ分けくらいなら
どこの家でも可能と読み、面白そうならとりあえずやってみる
わさびなはチャレンジしました。

イモは一つずつ新聞紙にくるむとありましたが、他の農家の方から
タネイモにするならイモが連なった茎ごと保存しておいた方が
よいと聞き、連なったイモがついた茎ごと新聞紙でくるみました。

適度に暖かく、水分のある場所が望ましいと手引きにありましたが
場所がなく、玄関に近い場所に保存することに。

新聞紙何枚かでさらにくるんで、破れた洗濯ネットに入れた上
ぐるぐる巻きにして保温してみました(ネットとっておいてよかった(*^^)v)。

これで次の年の春まで持ちました。

種イモの植えつけ

4月中旬くらいだったと思いますが、畑の畝の適当な場所で
種イモが隠れる深さに植えつけました。

植えつける前に50℃近いお湯に浸して…、といった手順を踏むと
芽出しや病気予防に良いとあったのですが、家のことやら子供のことやら
あっちもこっちも手が回らず…。エイっ!とそのまま土の中へ。

苗がとれそうなくらいに芽が伸びてきたのは、気温も十分上がり
梅雨に入って雨もふんだんに降り始めた6月も過ぎて(中旬くらい
だったか?)からだったと思います(地域としては平暖地)。

スチロール箱に土を入れて暖かな環境をつくって苗をつくると
いう記事もどこかで読んだことがあります。
早めに苗を用意したければ、お湯にひたしてみたり、そういった
方法を試してみてもよいのかもしれません。

草生栽培なので、植えつけから苗がとれるまで、雑草で種イモが
どこあるのかわからなくなる状況がないよう草管理に気をつける
必要があると思いました。

さつまいもの苗はいつ頃まで植えつけられる?

このときは7月中旬くらいまで植えていました。

園芸店では5月前後の結構早い時期から苗が売り出されていた記憶です。

その頃、他の農家の方から「昔の農家は田植えの合間にさつまいもの苗を
植えつけていた」ので7月に入ってからも大丈夫だと聞いていて、
苗がとれるまで待ってみることに。

こんなにゆっくりやっていられるのは自家用ならではと思います。
変わっていく自然を仕事場とする農家の方たちはすごいなあと
いつも思います。

実際、苗になる葉が伸びてきたのが6月も過ぎていたので、生えてきては植える
を数度繰り返し、最後のものは7月も中旬近くだったと記憶しています。

そのときはミニではありましたが自分たちで食べるには楽しめるおいもが
とれました。

ただ、ここ数年気候の変動が激しいので、梅雨明けが早くなったり、空梅雨傾向
になることも考えると、6月初め位までには苗の植えつけを終えられるのが
望ましいと思っています。

まとめ:保温、保湿、気候変動対策を

種イモの保存は、新聞紙にくるんで適当な箱に入れ、できれば台所付近の天井など
保温と水分をのがさない工夫を。

できなくても新聞紙や洗濯ネットなどを活用して保温と保湿対策を。

種イモの植えつけや苗とりは、近年気候の変動が激しいので、住まいの地域に適した
苗の植えつけ時期の早めの時期に苗がとれはじめるよう準備した方が良いと
思いました。

数年前はブログを書くなんて思いもよらず、写真がなくて文ばっかりになってしまいました。
ここまで読んでくださってありがとうー!